鈴木愛理ちゃんがナビゲート！品格が上がるマナー術5つ

アラサーにもなると仕事、恋愛、人間関係、可愛さだけで勝負するには限界が……。そんなとき、私たちの味方になってくれるのが〝品格〟。シーン別のマナー術を覚えて、この秋、ワンランク上の美人オーラを放ちましょ♡

シーン：得意先へのご挨拶〜品格UPマナー術〜

（1）目で笑う

いきいきとした表情が一番伝わるのは目です。相手の目を見て話すのは大前提ですが、明るく元気な人と思ってもらうためにマスク生活で特に重要なのは目がきちんとほほ笑んでいること。

（2）服のシワや靴の汚れはゼロに

ビジネスシーンにマッチしたものを選ぶのはもちろん、アイテムの状態も常にチェック。身だしなみは足元からなので、ヒールのすり減り、傷や汚れがないか、特に注意を払いましょう。

（3）お辞儀は「斜めに浅く」程度に

挨拶時は柔らかさを出すため左右どちらかに顔を少し傾けながらの軽いお辞儀がかしこまりすぎずアラサー向き。 帰り際はしっかり90度のお辞儀をしてメリハリをつけるのも好印象の秘訣。

ジャケット¥29,700/アプワイザー・リッシェ カットソー¥9,680/ストラ スカート¥19,800/ジャスグリッティー ネックレス¥15,400/ノジェス イヤリング¥9,900/プラスヴァンドーム(プラスヴァンドーム ジェイアール名古屋タカシマヤ店) 腕時計¥12,960/アビステ

（4）オンライン会議ではカメラ位置を高めに

パソコンが低い位置にあると、顔が下から映るので鼻の穴が見えたり、二重あごが目立ったりするので、台を置くなど対策を。タイムラグがあるので、いつもよりゆっくりめに話すのも意識。

（5）「言葉の身だしなみ」は日々の意識で習得する

失礼があってはいけないけど、付け焼き刃で敬語を過剰に意識して、コミュニケーションが円滑にできなくなっては場の空気が台無し。明るくて感じがよければ悪い印象は持たれません！

教えてくれたのは

マナー西出ひろ子先生

ヒロコマナーグループ代表。300社以上の有名企業のコンサルティングやNHK大河ドラマなどのマナー指導を担当。国内外で95冊以上を出版し、累計100万部を突破。最新刊『ビジュアル版 ビジネスの基本とマナー』も好評発売中。

掲載：2021年美人百花9月号「私たちのメイクには〝品格〟が必要です」

撮影/白木努(PEACE MONKEY) スタイリング/筒井葉子(PEACE MONKEY) ヘアメイク/高橋里帆(Happy Star) モデル/鈴木愛理 取材・文/池野もも