相性悪いかも…性格の合わない2人が上手に付き合うためのコツ

趣味が違う、喜ぶところや怒るところが違う、意見がよく分かれる。そんな「相性悪いかも」と思える２人でも、上手に付き合えるコツはちゃんとあります。ここで挙げる３つのポイントを参考にすると、性格が合わないことで彼との関係に困ることもなくなるはずですよ。

自分たちは同じ趣味を持ち、同じことに喜んだり怒ったりして、いつも同じ意見を持っている。それは確かに理想ですが、でも、それはあり得ないことではないでしょうか。

たとえお互いが好きで付き合い始めた２人であっても、生まれも育ちも違います。そもそも親子や兄弟姉妹だってそれぞれ性格が違うのです。

相性ピッタリを目指していては、合わない部分がどうしても気になってしまいます。でも、人はみんな違うのです。合わなくて当たり前。まずは、それを前提にすることが、二人が付き合っていく上で大切なことです。

また、そうやってハードルを下げておけば、合う部分が意外にあることにも気がつくはずです。

完全に性格が合う２人なんてあり得ない一方で、合う部分がまったくない2人もあり得ません。合う部分を見つけて、それを大事に育てていけばよいのです。

現実的な付き合い方としては、お互いに「相手を認め、相手の自由を認める」ことがポイントといえます。

意見が分かれたら、怒ったり不満を持ったりしないで、お互いにそれを尊重し合い、それぞれ好きなように行動するのです。

そうすれば少なくとも、喧嘩にはなりません。そして、お互いがそれで満足ならばそれで良いでしょうし、どちらかが正しければ、間違えた方は結果的にそれに気づくでしょう。

人はみんな、自分なりの感性や考えを持っています。だから、無理矢理にそれを一致させようとするのではなく、お互いにそれを認め、相手の自由にさせてあげることが、その人への優しさや思いやりなのではないでしょうか。

「でも、何でもお互いの自由にしてたら、会えなくなるかもしれないし、会ってもつまらなくなるかもしれない」と思う人もいるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか？

デートの時に、片方が山に行きたいと言い、片方が海に行きたいと言ったとします。

この場合、相手の自由を認めたら、それぞれ別々に山と海に行くでしょうか？いいえ、たぶん本当に愛のある２人ならば、「自分は山に行きたいけど、二人で一緒にいたいから、海に付き合う」「じゃあ今日はどこに行くかジャンケンで決めて、次はもう一方に行こう」といった案が生まれてくるはずです。

性格が合わなくても、本当にお互いが好きならば、うまい付き合い方は、自然と出てくるものでしょう。

性格の合わない2人でも、上手く付き合っていくことはできます。そもそも合わないところがあるのは当たり前だと思い、相手を認め、相手の自由も認めましょう。そうすることで自分の気持ちも楽になります。

そして、本当にお互いが好きならば、意見が分かれたときの解決策も、自然と出てくるはずですよ。