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肉々しくボリューム満点の"ローストビーフ押し寿司"

  • 2021.9.12

市販のローストビーフを贅沢に使った、冷酒にもワインにも合う押し寿司のレシピです。夏の暑い日でもつい箸が伸びてしまう、華やかでおいしいお寿司をご紹介します。

肉々しくボリューム満点の"ローストビーフ押し寿司"

■肉々しくボリューム満点の“ローストビーフ押し寿司

ローストビーフは薄切りにして酢飯の上に敷き詰めるのがポイント。厚ければいいというものではなく、酢飯との一体感や食べたときのバランスが大事です。ホースラディッシュでつくる特製だれがおいしさの秘密。各自が好きなだけ切り分けていただきます。


◇材料 (21.5×11.5×5cmの押し型1台分)

★ 基本の酢飯:(2合分)
・ 米:2合
・ 昆布:長さ6~8cm
・ 酢:1/4カップ
・ 砂糖:大さじ1と1/2
・ 塩:小さじ1
ローストビーフ:300g(市販の物/塊)
トマトケチャップ:小さじ1
ウスターソース:小さじ1
醤油:小さじ1
塩:少々
粗挽き黒胡椒:少々
★ 特製だれ:
・ ホースラディッシュ:大さじ3(すりおろし)
・ マヨネーズ:大さじ2
・ 酢:大さじ1/2
・ フレンチマスタード:大さじ1/2
・ 塩:少々
・ 胡椒:少々
クレソン:適量


(1)基本の酢飯をつくる
米は研いでザルに上げ、炊飯器に入れて2の目盛りまで水を入れ、昆布を入れて炊く。酢、砂糖、塩を混ぜ合わせて合わせ酢をつくり、ご飯が炊き上がったら昆布を外して、水で湿らせた飯台に一気に移し、合わせ酢を回し入れる。しゃもじでほぐすように混ぜ、うちわで冷ましながら切るように混ぜ、ツヤをだす。乾燥しないように、使うまで水でぬらしてかたく絞った手拭いや布巾をかけておく。

基本の酢飯をつくる
基本の酢飯をつくる
基本の酢飯をつくる
基本の酢飯をつくる
基本の酢飯をつくる
基本の酢飯をつくる

(2)ローストビーフの下ごしらえ
ローストビーフは薄切りにする。ボウルにトマトケチャップ、ウスターソース、醤油、塩、胡椒を入れて混ぜ合わせ、ローストビーフを加えて味をからめる。

ローストビーフの下ごしらえ
ローストビーフの下ごしらえ

(3)たれを合わせる
特製だれの材料は混ぜ合わせておく。

(4)型に詰める
型に枠からはみ出るくらいのラップを敷き、酢飯の半量を入れて平らにし、押し蓋で押す。特製だれの2/3量を塗り、ローストビーフの半量を少し重ねながら並べる。残りの酢飯を入れて平らにし、残りのローストビーフを少し重ねながら並べ、ラップをし、押し蓋でしっかりと押す。

型に詰める
型に詰める

(5)盛りつける
型からはずして器に盛り、残りの特製だれをところどころにのせ、クレソンを添える。食べやすい大きさに切り分ける。

盛りつけ
盛りつけ

――教える人

「重信初江 料理研究家」

料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。


文:松原京子、撮影:木村 拓、長野陽一(プロフィール写真)

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