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ヘアメイクアーティスト・菅谷征起「右から選んで毎朝爽快!」|男のクローゼット探訪 vol.7

  • 2021.9.7

洋服好きな男性のワードローブを細かくチェック。センスや趣味が凝縮されたクローゼットやラックはそのまま真似したくなるアイデアもあり、ただ唖然とするマニアックさもあり、とにかく楽しい!

右から選んで毎朝爽快!

菅谷征起
ヘアメイクアーティスト

歳を重ねていくうちに、ワードローブが削ぎ落とされていきました」と菅谷さん。メインのクローゼットを開くと、正面右から黒いパンツ→シャツを中心に明るめのトップ→ブルゾン→コートの順番にきちんと整理されている。

「若い頃は尖ったデザインの服が多かったのですが、次第に自分が心地よいと感じるスタイルと、仕事で会う人に配慮した装いが一本化されましたね。今は下半身には締まって見える黒を、上には自分の雰囲気も加味して柔らかい色を選ぶのが定番になっています」

クローゼットには人柄が表れる。まさに、その好例だ。「パンツから順にリズムよく服を選べるので、気持ちよくコーディネートが決まって、いい1日が過ごせます」

整理整頓の鑑のようなメインクローゼット。季節でアイテムを入れ替えるそう。3段の棚にはアンダーウェアやTシャツをきちんと畳んで収納している。

「ボトムと靴は黒のみ。だから、ニットは色があるものを選びます」。〈コム デ ギャルソン〉や〈ラルフローレン〉など、毎年1、2着のペースで新調しているそう。

「パンツも黒の一択。仕事柄、動きやすさは重視します」。〈ルメール〉や〈アンユーズド〉、〈オーギュストプレゼンテーション〉などのブランドのストレートモデルが基本。

下駄箱に並ぶのはブラックのシューズのみ。〈キコ・コスタディノフ〉や〈コム デ ギャルソン〉×〈ナイキ〉のスニーカー、〈ルメール〉の2ホールブーツなどを愛用している。

GINZA2021年6月号掲載

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