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【リゾナーレ小浜島 宿泊ルポ|前編】全室スイートのヴィラリゾートで離島を味わいつくす最高の休日を

  • 2021.9.6

日本最南端の八重山諸島に位置する、「星野リゾート リゾナーレ小浜島」。NHK朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』の舞台となった小浜島に、昨年2020年7月にグランドオープンしました。約36万坪という広大な敷地に点在する客室は60室のみ。しかもヴィラタイプのオールスイートという贅沢さで、離島ならではのプライベート感をたっぷり味わえます。シュノーケルや電動モーターSUPなどのマリンアクティビティから、エメラルドグリーンの海絶景・満天の星空の魅力をたっぷり堪能できるイベントまで、ここでしか体験できない最高の休日を現地ルポ!いつか行きたい沖縄の離島リゾートとして要チェックですよ。

沖縄の離島、小浜島を遊びつくす広大な「星野リゾート リゾナーレ小浜島」

世界有数の珊瑚礁と白砂のビーチに抱かれた「星野リゾート リゾナーレ小浜島」。エントランスにカートや電動キックボードが並んでいるのは、それだけ敷地が広大だということ。フロントに連絡してカートで送迎してもらうもよし、無料レンタルできる電動キックボードで自由自在に移動するもよし。島内を散策できるためのレンタサイクルもありますよ。リゾート内には、沖縄離島の大自然を遊びつくせる多彩な施設とアクティビティがギュギュッと詰まっています。

フロントからはラグーンプールとビーチが見え、リゾートに来たんだ!と実感。早くもテンションがあがります。

フロントにはウォーターサーバーはもちろん、いつでも自由に食べることができるアイスキャンデーやちんすこうも。こういう、ちょっとしたサービスがうれしいですよね。

こちらは好みのアロマオイルとドライハーブをブレンドして作るバスソルト。無料で自由に楽しめます。とってもいい香りで癒やし効果抜群!滞在中、何度も作って客室のバスタブで楽しみました。

バスソルト作り

13:00〜21:00

海が見えるデイベッドが最高!「スーペリアスイート」

一泊目に泊まるのは、「スーペリアスイート」。テラスに面したヴィラタイプなので、明るく開放的でプライベート感もたっぷり。最大4名まで宿泊OK。

そしてこの、海の見えるデイベッドが最高なんです。お昼寝したり、読書したり、ワーケーションしたり。寝室とは別に思う存分リラックスできるこうした空間があるというのが、リゾートの醍醐味ですよね。

テラスもありますが、日中はちょっと暑いかな。早朝や夜がおすすめです。

ハリウッドツインのベッドを備えた寝室。ルームウェアは上下ともゆったりした七分丈タイプで、やわらかな着心地です。

充実のアメニティグッズ

開放的なバスルームは、シャワーブースにシャンプー、コンディショナー、ボディソープが備えてあります。

アメニティ類はかごの中。ドライヤー、歯ブラシ、ヘアブラシ、ヘアゴム、綿棒、カミソリ、コットン、ボディタオル、スキンケアセット。

スキンケアセットはクレンジング、洗顔料、化粧水、保湿ゲルの4種類。たっぷり潤って、使い心地はとても気に入ったのですが、1セットしかありません。マリンアクティビティの後、日焼け止めなどを一度落としてさっぱりしたい人は、スキンケアアイテム持参を強くおすすめします。

香りのいい虫除けスプレーとフェイスマスク。こういう気遣いが女性にはうれしい!

ドリンク類と冷蔵庫

ワンランク上のコーヒータイムが楽しめるネスプレッソや、電気ケトルも完備。お茶は琉球ティーが備えられていました。

冷蔵庫にはウォーターボトルが。小さいですが冷凍スペースもあります。

筆者らは昼ビールでちょっと休憩。青いグラスがリゾート気分を高めてくれます。アルコール類は、スパ棟1階の自販機で購入できますよ(オリオンビール350ml350円、500ml450円など。チューハイ350ml350円もありました!)。

敷地内を散策!

さて、部屋でひと休みしたら、早速カートで敷地内を散策!隣接する「小浜島カントリークラブ」は日本最南西端のゴルフ場なんだそうです。12番ホールには日本最南端、7番ホールには日本最西端のティーグランドがあります。場内を眺めていると、よく野生の孔雀を見かけました(ホントです!)。道端ではヤドカリやカニにも出会います。ヤシガニが見られる確率が高いのは夕暮れ時以降だそうですよ。

小浜島カントリークラブ

時間:7:30~18:00

※季節により変動あり

料金:1ラウンド1名13,500円(税込)〜

ビーチプール

目の前は珊瑚礁の海という絶景プール。海で遊んで疲れたら、海へと続くインフィニティなプールでひと休み、というのもいいかもしれませんね。浮き輪やライフジャケット、ビーチタオルも完備されているので、安心です。

 

ビーチプール

営業時間:9:00〜18:00

※2021年10月31日まで遊泳可

BOOKS&CAFE(ブックス&カフェ)

ビーチプールと隣り合うBOOKS&CAFEでは、無料のコーヒーや紅茶をいただきながら、ゆったりと読書ができます。本やドリンクを、ビーチプールのデッキチェアや海辺のパラソルチェアで楽しむこともできますよ。

BOOKS&CAFE(ブックス&カフェ)

営業時間:8:00〜18:00

※季節により変更の可能性あり

ビーチカフェ

昼のみ営業のカフェ。水着のまま、潮風に吹かれてドリンクと軽食を楽しめます。

マンゴーオレンジスムージー/アボカドバナナスムージー 各1,200円

トマトとモッツァレラピザ 1,800円

絶景海上ビアガーデン

そして今回の旅のお目当てのひとつがこちら!宿泊者のみの特権、「絶景海上ビアガーデン」です。海の中にたたずみながら、沖縄のクラフトビールを堪能できます。席に座るだけなら無料で、早朝でもビールの注文が可能という、夢のような場所。エメラルドグリーンの波を眺めながら海の中の特等席にいると、本当にだんだんと夢と現実の境目がわからなくなってきそうです・・・。

 

絶景海上ビアガーデン

期間:2021年7月1日〜8月31日

時間:6:00〜18:00

席数:8席

入場無料、予約不要

※天候・海況により変更や中止となる場合がございます。

※緊急事態宣言中はソフトドリンクの提供となります。

※ビール各990円〜、島野菜バーニャ・フレイダ660円(税込)

琉球スパ

海を望む広い施術部屋でオイルトリートメントを受けることができる琉球スパ。メニューはすべて80分コースで、アロマオイルは4種(月桃、シークワーサー、マンダラ、ハーモニー)から選べます。事前予約は受け付けていないので、予約はホテルチェックイン後にどうぞ。

 

琉球スパ

営業時間 14:00~22:00(20:00最終受付)

料金:80分コース 14,850円

※宿泊者専用

スパ棟1階の待合スペースは、スパ利用者以外も利用OK。コーヒーなどの無料ドリンクや、アルコールが買える自販機もあります。チェックアウト後にシャワーが浴びられるスペースもありましたが、着替えなどゆっくりしたい人は、有料のレイトチェックアウトにする方法もあり。

ディナービュッフェでは島野菜や南国フルーツも堪能

夕食はラグーンに面したレストラン「Ooli Ooli(オーリ オーリ)」にて。ビュッフェには沖縄に親しみのある食材を使用。料理は沖縄らしい味というよりも、万人に受け入れられやすい味付けにアレンジしているそうです。

リゾート内のレストランではなく、島内の居酒屋に行ってみたい人は、居酒屋のスタッフがホテルに迎えに来て、送り届けてくれるサービスもあるそうですよ。

まずはノンアルコールカクテルで乾杯!「長命草モヒート」と「アクア デ パッション&パイン」各1,300円(税込)です。

長命草は、「1株食べると1日長く生きられる」と言われている沖縄のハーブ。病気の予防にもよいということで「命の薬(ぬちぐすい)」とも呼ばれるそう。すごく苦いのかなと思いきや意外とするする飲めちゃいます。

「魚介のパスタパエリア」は、お米のパエリアより軽く食べられて、魚介の旨味がたっぷり。

こっくり濃厚な「あぐー豚の柔らかシチュー」「ソーキのオレンジ煮込み」。沖縄らしい食材を味わえるのがうれしい。

盛り付けが斬新な「栗カボチャサラダ」。

沖縄名産アーサー入りの「アーサークリームのペンネ」。

メインはテーブルに運んできてくれます。この日は和牛のステーキと海老のグリルでした。

個人的に最も気に入ったのは、南国らしさ全開の「ドラゴンフルーツとビーツのサラダ」と、「ジーマミー豆腐」。むっちり感がたまらないジーマミー豆腐は、きび蜜をかけてデザートみたいにいただくと、永遠に食べ続けていたいおいしさでした。

あ、タコの唐揚げも身がプリプリで香ばしく、やみつきになりました!

石垣島で愛されるマリヤソフトとコラボした黒糖風味の「小浜ソフト」は、リゾナーレ小浜島でしか味わえないレアソフト。ミルクの風味が濃厚なのに、食感がシャリっとしていておいしいんです。マンゴーソースやイチゴソース、沖縄の胡椒ヒバーチを振りかけてみたり、日によってデザートコーナーのサーターアンダギーやチュロスや黒糖わらび餅をトッピングしてみたり、いろいろ試して楽しみました。

マリヤ乳業からはマリヤシェイクという知る人ぞ知るめちゃうまドリンクもあり、こちらは石垣港離島ターミナルの七人本舗で購入できますよ!

 

ダイニング Ooli Ooli(オーリ オーリ)

Dinner 18:00〜20:30(L.O.) 大人 5,000円

Breakfast 7:00〜9:30(Close 10:00) 大人 2,800円

Lunch 12:00 / 13:00 アラカルト(テイクアウト&デリバリーのみ実施)1,300円〜

※ディナーと朝食はビュッフェスタイル、ランチはテイクアウト&デリバリーのみ。宿泊者は事前に予約できます。

ティンガーラハンモック

©︎Hoshino Resorts Inc.

お腹がいっぱいになったら、夜は満天の星を眺められる、全長50mのティンガーラハンモックまでお散歩。ティンガーラは、沖縄の方言で天の川のこと。小浜島は「星空保護区」に認定されていて、21個あるすべての1等星と、88星座のうちなんと84星座を見ることができるんです。

道中かなり暗いので、歩いて行く場合はライトがないとちょっと怖いくらい。でもなんとか無事着いてハンモックに横になると、頭上に広がる星空に言葉を失います。

遠くから波の音が聴こえてきます。

風が木々を揺らす音が聴こえてきます。

虫の音もあちこちから聴こえてきます。

ちょっと生温い潮の香りが鼻腔をくすぐります。

さっきまでの怖かった気持ちは嘘のようです。星と音と香りに包まれて、小浜島1日目の夜、心は静かに満たされていきます。

ティンガーラハンモック

営業時間:19:00〜22:00

無料

海と星に満たされた、小浜島の旅1日目

「星野リゾート リゾナーレ小浜島」滞在1日目から、離島ならではの海と星に心ほぐされた1日目。明日はリゾートに2室しかないというロイヤルスイートに泊まり、幻の島上陸やシュノーケルなどのマリンアクティビティをたっぷり堪能する予定です。続く2日目ルポもお楽しみに!

 

星野リゾート リゾナーレ小浜島

住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜2954

料金:1泊24,000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、朝食付き)

アクセス:東京羽田空港から直行便にて石垣空港まで約210分。空港から石垣港離島ターミナルまで路線バスで約45分。石垣港離島ターミナルより小浜港行きフェリーにて25分、小浜港から送迎バスにて10分

 

[photos by Aya Yamaguchi]

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