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「お母さんへの言葉」を要チェック! 彼の「いい夫」度をはかる3つのポイント

  • 2015.7.12

本格的な夏をむかえると、お客さんを招いてみんなで夕食をとる機会が増えるここイタリア。

ディナーを切り盛りするのも話の中心になるのもだいたいマンマがつとめ、準備から終了まで休みなく動いている彼女達を見ていると「さすが」の一言につきます。

このように「お母さん=家庭の中心」だなと感じることが多いのですが、中でも「お母さんが尊敬され、大事にされているお宅」は特に大きな問題もなく、何事もうまく回っているようです。

おつき合いが長くなり、口に出さなくてもうすうす結婚を考え始めると、こうしたシーンで彼がどういう風にお母さんと接しているかが気になってくるものです。

日本ほど嫁姑というつながりがないイタリアとは言え、こういうところに頭を悩ませるのはイタリア女性でも同じと言えます。

そんな彼女たちから学んだ「彼の『いい夫度』を見極めるコツ」をご紹介します。

1.文句が多い

知人カップルとレストランでお昼を食べていた時のことです。

和食に興味がある彼女から「日本は夏、冷たくした麺を食べたりするんでしょ?」といろいろ聞かれ、答えていたところ、話題がそれぞれの実家で出されるごはんの話にシフト。

彼が実家のごはん事情を教えてくれたのですが、「量が多すぎる」「味つけが濃い」「あまったおかずをいつも持ち帰らされる」…等々、途中から文句のオンパレードに変身しました。

最初こそ、「イタリア人=マンマの味が一番」と思う人ばかりじゃないんだな、と思いながら聞き流していた私。

けれど、彼女のほうは「なんでもかんでも女がやってくれると思って、いい気になるんじゃないわよ!」とキレてしまい、デザートもそこそこにケンカがスタート。彼はなだめるのに必死でした。

お母さんに対して文句や注文が出るのは、愛情の裏返し。甘えられる居心地の良さが、彼を少しわがままにさせているのかもしれません。

思い通りにならないとすぐへそをまげる、やや面倒くさいタイプですが、愛情深さはピカイチ。

あなたの彼がこのタイプだとしたら、いつでも本音を話せるような関係を作ることで、家庭生活のストレスは避けられるでしょう。

2.べタぼめする

つき合って10年が経つ彼と、結婚の話が出ている知人女性がいます。

新居を探して物件を見に行ったときの話や、新婚旅行の行き先選びでもめたエピソードなど、新生活をスタートするための話を聞いたのですが、途中で彼女がため息をもらしはじめました。

どうしたのよ…と聞くと「実は結婚を迷い始めている」とショッキングな一言が。「彼がお母さんのことをほめまくるのが、ちょっと気になる」というのがその理由でした。

息子なら当たり前なんじゃない? と聞くと「ほめる度合いが普通じゃない」と返した彼女。

実家にお邪魔するたび、ちょっとしたことでも大げさなほどお母さんをほめる彼の姿を見て、違和感を覚えたのがきっかけだったとか。

お母さんがやってくれること=当たり前、に思われがちなので、そういった点をほめる男性は気遣いできるタイプと言えるでしょう。

しかし、必要以上にほめてばかりいる場合は、自分の都合に合わせてもらえるよう相手をコントロールしたいだけ、という本音が隠れていることも。

モラハラにエスカレートしそうな雰囲気が出てきたら、すっぱり見切って次に行った方が無難です。

3.無関心

知人カップルから家飲みに招待されたときのことです。友人知人の数人をまじえてにぎやかに飲みつつ、話題が「うちのマンマのエピソード」になりました。

孫を喜ばせるためにアニメキャラのタトゥーを入れたマンマ、ペットに面白コスプレをして写真を取るのが趣味のマンマなど、いろいろな「お母さん像」が出てきて面白かったのですが、知人の彼は「うーん、別にないな」と一言で終了。

じゃあ、どんな人なの? 何歳くらい? お父さんと結婚してどれくらい経ってる? と他の友人がいろいろ聞きだしてはじめて、ポツポツ話してくれました。

しかし最後に「母親にあんまり興味ないんだよね」とつぶやく始末で、雰囲気がやや冷めたのを覚えています。

あまりにもお母さんに無関心なタイプは、過去に何かあり、心に傷を持っていることが原因であることも。

家庭を作りたいという気持ちが薄く、パートナー=同居人にスライドしていく可能性も考えられます。家庭や子供を持つことを希望するなら、このタイプは避けましょう。

「夫の母親に対する言葉は、妻が今の姑と同じ歳になったときにくり返される」とはよく言ったものです。

一生の相手を見つけるなら、相手の行動だけでなく言葉も観察してみましょう。将来のパートナーにふさわしいか、キッチリ見極めてくださいね!

(金丸 標)

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