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「くずくず」ではないですよ~!【屑屑】これ、読めますか?

  • 2021.9.5

同じ漢字を二つ並べたものもありますが、読み方が難しいものもあります。 今回ご紹介する「屑屑」も、読み方が難しい部類になります。 いったいどう読むのか、さっそくみていきましょう。

(1)「屑屑」の読み方

一文字だけであれば簡単に読める「屑」も、二つになれば読解不能に。 もちろん、「くずくず」とは読みません。 これは「せつせつ」と読みます。 仮に「くずくず」と読んだとしても、どちらもあまりいい気分はしませんね……。 (『広辞苑』より)

(2)「屑屑」の意味

「屑屑」には、三つ意味があります。 「こせこせと小事にかかわるさま」 「せわしく働くさま」 「雨などが細かく降るさま」ということを「屑屑」はあらわしています。 イメージとしては、ちょこまか動くというのがピッタリ。 落ち着きがないという感じも、屑屑に当てはまるのではないでしょうか。 (『広辞苑』より)

(3)「屑屑」の使い方

「屑屑」はどのようなときに使うのでしょうか。 例文をご紹介するので、使い方をみていきましょう。 「あの人は屑屑たる退屈な人だから一緒にいられない」 「屑屑として目の前の仕事に取り組む」 「屑屑として木々を濡らしている」 いい意味でも悪い意味としても使えるのが「屑屑」といえるでしょう。 (『広辞苑』より)

(4)「屑屑」と同じ読み方をする漢字

「屑屑」同様、同じ読み方をし、同じ漢字が並んだ漢字がほかにもあります。 同じ読み方をするものの、あらわす漢字によっては全くの別物です。 その漢字とは「切切」と「節節」。 「切切」の意味は、「ねんごろのさま。心のこもっているさま。情のせまるさま」です。 それ以外に、「声や音などの憂いがあり、ひしひしとせまるさま」というのもあります。 「節節」の意味は、「おりおり。その時その時。たびたび。ちょくちょく」です。 (『広辞苑』より) 「屑」を「くず」ではなく「せつ」と読む「屑屑」。 「屑屑」のように、まだまだ同じ漢字の熟語は多く存在しています。 この機会に、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。 (恋愛jp編集部)

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