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パリジェンヌの、ヴァカンススタイル振り返り。

  • 2021.9.5

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、キャスターやPRとして活躍するフィリピーヌ・ダルブレーが登場。今回はヴァカンスのスタイルを振り返り。

「まず女友だちとウクライナ、その後にイタリアに家族で。最後はギリシャの島にフィアンセと行ったわ」。華やかな今年のヴァカンスのことを語ってくれたフィリピーヌ。ひと昔前のような一箇所に長期滞在というより、ひと夏に何度か違うディスティネーションに向かうのがここ数年の流行。だからヴァカンススタイルも行き先と目的によって変わってくる。一度パリに戻ってリセットされるから、次の旅に向けて新鮮なスタイリングができるのも利点。彼とのディナーには大胆なプリントのドレス、イタリアはカンカン帽でリラックスムードに。そしてウクライナはヘルシーなセクシーさが香るビュスチエ。TPOに合う装いがヴァカンスをより楽しいものにしてくれる。

ムードを上げる、TPO別ヴァカンスコーデ。

タラ・ジャーモンの娘、カミーユ・ジャーモンのブランド「Mirae(ミラエ)」のドレスは、色違いで揃えるほどのお気に入り。ザラのゴールドサンダルでラフにスタイリング。

 

オーストラリア出身でパリ在住のファッションデザイナーVanessa Cocchiaro(ヴァネッサ・コッキアロ)のフェミニンなビュスチエとデニムの組み合わせ。ヌードカラー×ライトブルーで大好きなパステル系のカラーパレットに。

セザンヌのニットにクローディピエルロのワイドパンツという、パリジェンヌ御用達ブランドのスタイリングには、ボンマルシェで購入したカノティエ(カンカン帽)でヴァカンスムードを盛り上げて。

●登場したブランドミラエmiraeparis.comヴァネッサ・コッキアロvanessacocchiaro.com

Philipinne Darblay パリ17区生まれのパリジェンヌ。リセを卒業後、ロンドンのセントラル・セントマーチンズに7年間留学し、イノベーションマネージメントを学ぶ。帰国後は、仏TV局のパリ・プルミエールのライフカルチャー情報番組「J'ai un Ticket」でキャスターを務めている。またイギリス発祥のクリエイターのためのメンバーズクラブ「Soho House」のパリ進出に向けたPRとメンバーシップマネージャーとして準備に追われる日々を過ごしている。

 

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