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ひらめきのヒントをくれるヨシタケシンスケワールド!

  • 2021.9.4
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これからの時代を生きていく上で大切な「発想力」を育んでくれる、選りすぐりの絵本をご紹介。 『りんごかもしれない』などの「発想えほん」シリーズをはじめ、ヨシタケシンスケさんの作品は、ふだん絵本に縁のない大人も手に取るほどの人気ぶり。「考えをめぐらせてみる」ことの楽しさがつまっています。

ぼくのニセモノをつくるには

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「ぼく」って一体なんだろう 『ぼくのニセモノをつくるには』 ヨシタケシンスケ/作 ブロンズ新社 本体1540円

宿題にお手伝い、面倒なことは僕のニセモノロボに全部やってもらおう。でも、僕そっくりになってもらうには、僕自身について詳しく教えなきゃ。初めて考えるアイデンティティ。

りんごかもしれない

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りんごから果てなく広がる世界 『りんごかもしれない』 ヨシタケシンスケ/作 ブロンズ新社 本体1540円

目の前のりんごは、もしかしたらりんごじゃないかもしれない? 何かのタマゴかも? 宇宙から落ちてきた小さな星なのかも? 大きな反響を呼んだ、ヨシタケさんの絵本デビュー作。

みえるとか みえないとか

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お互いの違いを知ることが始まり 『みえるとか みえないとか』 ヨシタケシンスケ/作 伊藤亜紗/相談 アリス館 本体1540円

目が見えない人は、どんなふうに世界を「見て」いるのかな? 自分にとっての「あたりまえ」は十人十色。宇宙飛行士の僕と一緒に、それぞれの違うところ、同じところを考えてみよう。

つまんない つまんない

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「つまんない」ってどういうこと? 『つまんない つまんない』 ヨシタケシンスケ/作 白泉社 本体1430円

うーん、今日はなんだかつまんない。でも、「つまんない」って一体なんだろう? ずっと同じことがつまんないの? 世界一つまんない遊園地って? 考え始めたら、なんだか面白い!?

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ヨシタケシンスケさん 絵本作家・イラストレーター。1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。絵本デビューから7年の間に、MOE絵本屋さん大賞第1位を6回受賞。

編集協力/原陽子(kodomoe2018年10月号掲載)

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