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スタバ、初の時間帯値引き導入…「2割引き」販売は何時から?

  • 2021.9.4
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スターバックスでは2021年8月23日から閉店前に一部商品を割引する施策を開始しました。スタバ時間をリーズナブルに味わえるこの取り組み、どういうことでしょうか。

■スターバックスのフードロス削減の取り組み状況

スターバックスの割引とは、時間帯割引のこと。世界中が取り組んでいるSDGs(エスディージーズ)で挙げられているフードロス削減の取り組みです。

スターバックスでは2030年までに、店舗などから出る廃棄物を半減することを目標に事業を行っています。店舗から排出される食品廃棄物はその約70%がコーヒーの豆かすですが、今回の取り組みは約15%を占める期限切れフードの廃棄の削減を目指しています。

スターバックスコーヒーでは、すでにマイカップ割引など独自の環境への取り組みが行われてきました。今回のフードロス削減の取り組みにより、さらに環境に負担をかけない店舗運営を目指します。

■割引対象商品と目印

割引になる対象商品は、ドーナツやケーキ、サンドイッチなどのフード類。各店舗で売れ残り消費期限が迫ったものが対象です。閉店の3時間前をめどに、20%割引で販売されます。

目印は「フードロス削減を一歩ずつ SAVE FOOD」の表示。店舗の営業時間を踏まえて、閉店の3時間前ごろにお店へ行くと、食べたかったフードがお得に買えるかもしれません。

■売り上げは貧困対策にも使われる

時間帯割引取り組みによる売り上げの一部は、NPO法人の「全国こども食堂支援センター・むすびえ」に寄付されます。

子ども食堂とは、無料や低額で利用できる食堂で、子どもでも一人でも行けるのが特徴です。子どもの居場所や貧困対策に活かされていて、地域の子どもたちのより良い未来をつくることに役立っています。

■スターバックスの商品をお得に手に入れよう

スターバックスでお得にフードを手に入れたい場合は、閉店の3時間前ごろから閉店時間までにお店を訪れ、フードに掲げられている「フードロス削減を一歩ずつ SAVE FOOD」の表示を探しましょう。

スターバックスコーヒーのフードロス削減の取り組みは、環境負荷の軽減や子どもの貧困対策などにつながる仕組みです。ぜひ積極的に利用してみましょう。

文・鈴木郁恵

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