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読めたら凄いです…!!【慊焉】1度はこう思った事あるはず!

  • 2021.9.3

難しい漢字が並んだ今回の難読漢字。 読めるあなたは、漢字の達人といってもいいほどです。 なんと読むのか、さっそくみていきましょう。

(1)「慊焉」の読み方

どちらもなんとなく見たことがある漢字ではないでしょうか。 しかし、どう読んでいいのかわかりませんよね……。 この漢字は「けんえん」と読みます。 けんえんと聞くと、犬と猿の漢字を思い浮かべますが、その漢字と同じ読み方です。 読み方に迷ったら、この漢字を思い出すといいでしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「慊焉」の意味

「慊焉」の漢字を見ても、どんな意味かは想像しにくいもの。 「慊焉」とは、2つ意味があります。 「あきたらず思うさま。慊如(あきたらなく思うさま)」 「満足の思うさま。慊然」 簡単にいえば、「ものたりない・ものたりる」といった感じの意味です。 お気づきかと思いますが、1つで2つの意味をもっている「慊焉」。 「慊」には、満足・不満足の両方の意味をもち合わせているのです。 そのため、状況によって使い分けます。 嫌に似ているので、「あまりいい意味では使われないでは?」と思うでしょう。 不思議な言葉ではありますね。 (『広辞苑』より)

(3)「慊焉」の使い方

満足・不満足の意味をもつ「慊焉」ですが、どのように使うのでしょうか。 さっそくご紹介していきますね。 まずは「不満足」としての「慊焉」。 「何をしても心の中は慊焉たるものがある」 「これでは自分は慊焉である」 慊焉と使うと難しくなりますが、ものたりないと置き換えるとそこまで難しくないです。 ものたりないというより、慊焉というと知的な感じになります。 つぎは「満足」としての「慊焉」。 「慊焉せぬ面持ち」 「慊焉とせぬ顔でこちらを見る」 普段の生活ではあまり使うことはないですが、感情としては経験があるでしょう。 「ものたりないな」と感じたとき、この状態が『慊焉』かと感じてみてください。 (『広辞苑より』) 1つで2つの意味をもつ「慊焉」。 使う場面によって、使い分ける不思議な漢字には驚きでしょう。 このような漢字はほかにもあるので、ぜひ探してみてくださいね。 (恋愛jp編集部)

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