1. トップ
  2. ラブコメクイーンと呼ばれたキム・ソナはどんな女優なのか

ラブコメクイーンと呼ばれたキム・ソナはどんな女優なのか

  • 2021.9.3

ドラマの『私の名前はキム・サムスン』や『女の香り』を始め、映画の『偉大なる遺産』や『恋の潜伏捜査』などで活躍してきた女優のキム・ソナ。

彼女は、2019年に『シークレット・ブティック』というドラマに出演しており、ジェニー・チャンという女性を演じている。

そのジェニー・チャンはもともと銭湯のあかすりとして働いていた女性で、そこから政界の影の実力者に上り詰めたほど、知略と毒気を持っているキャラクターである。

キム・ソナは、ドラマの撮影が始まる前に監督のパク・ヒョンギから、視聴者の持つ「キム・ソナのイメージを完璧に消してほしい」と言われたという。

そのため、撮影前に様々なヘアスタイルや衣装、メーキャップなどを試した結果、明るい髪色で監督からOKをもらえたキム・ソナ。

キム・ソナ
和気あいあいとした現場

ドラマの中でジェニー・チャンになりきる彼女は、相手によって話し方や話す内容を変えたりして、自分に有利な状況を作り出す綿密で細かい人物なのだが、外見で優雅な雰囲気を感じさせる。

ちなみに、『シークレット・ブティック』の監督を務めているパク・ヒョンギとは、2011年放送のドラマ『女の香り』の監督も務めた人物で、キム・ソナは彼に大きな信頼を寄せていたため、この作品への出演を決めたようだ。

ドラマの内容自体はかなり殺伐とした感じで、殺意をむき出しにして演技をしていた出演者たちもカットの声がかかると、さっきまでの演技が嘘のように和気あいあいとした温かい現場になっていた。

その様子に、キム・ソナ自身も撮影が終わらなければいいのにと思いながら撮影現場にむかっていたほどだった。

キム・ソナは、自身が演じたジェニー・チャンと似ているところについて、仕事をしているときの自分が周り冷たく理性的に見えるところだと話し、異なる点については自分が人見知りで恥ずかしがり屋なところだと語っている。

多くの作品で多様な役柄に扮してきたキム・ソナ。彼女は次のどんな作品を選ぶのかがとても興味深い。

文=大地 康

♢キム・ソナ プロフィール
生年月日:1973年10月1日生まれ
身長:170cm
星座:てんびん座
学歴:慶熙大学演劇映画学科
デビュー:96年、ハンブル化粧品<Overclass ID>CM

☆主な出演作
『この世の果てまで』(ドラマ、1998年)
『勝負師』(ドラマ、1998年)
『ラブストーリー』(ドラマ、1999年~2000年)
『チョアチョア』(ドラマ、2000年)
『黄金時代』(ドラマ、2000年~2001年)
『偉大なる遺産』(映画、2003年)
『Sダイアリー』(映画、2004年)
『私の名前はキム・サムスン』(ドラマ、2005年)
『恋の潜伏捜査』(映画、2005年)
『甘いウソ』(映画、2008年)
『女の香り』(ドラマ、2011年)
『恋はドロップキック!~覆面検事~』(ドラマ、2015年)
『品位のある彼女』(ドラマ、2017年)
『ロマンスは必然に』(ドラマ、2018年)
『赤い月青い太陽』(ドラマ、2018年~2019年)
『シークレット・ブティック』(ドラマ、2020年)

元記事で読む
の記事をもっとみる