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早く忘れて次の恋に進める…! 「辛い失恋」から立ち直れるコツ5つ #136

  • 2021.9.2
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あんなに好きだった人と別れることになった…悲しくて泣いて泣きはらしてしまう人、いませんか。実はその傷は立ち直りを早くするコツがあります。今回は気持ちの整理上手になれる5つのコツを、ご紹介します。

恋愛のキズ、立ち直りを早くするコツや早い人の特徴

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 136

例えば深く傷つくような失恋をした時、多くの人が落ち込みますよね。でも人によって、すぐに立ち直って新たな一歩を踏み出す人もいれば、年単位で引きずったり、次の恋愛に元彼の面影を追いかけたりする人もいます。この違いって、一体どこにあるのでしょう。

今日は恋愛のキズから立ち直るのが早い人が自然にやっている5つのコツをご紹介します。

感情をひたすら出しつくす

失恋に限らず、私たちは傷ついた時に1番やるべきことがあります。それは感情を出しつくすということ。「出しつくす」という表現をしましたが、この場合「味わいつくす」といったほうが適切です。

悲しい、辛い、ムカつく、悔しい、怖い、もっとああしてほしかった…などなど、人の心が傷ついたときは、いろんな負の感情が渦巻いているものです。
これが感じられなくなるまで、深呼吸して気づくこと、そして心の外に出しつくすことが大切です。

具体的な方法としては、人と一緒に愚痴を言いまくるといったやり方だけでなく、ひとりで静かに涙を流しつくすとか、ノートに罵詈雑言を書きなぐるとかでも有効です。ぜひ自分に合ったやり方を見つけてください。

未消化な感情が残っていると、頭ではもういいと思っていても、心がずっと後ろ髪を引かれる状態になります。こうした矛盾を抱えないためにも、まず傷ついた気持ちを感じることが大事なのです。

空いているスペースを埋めるのが上手

恋愛というイベントが日常からなくなると、どうしても考える労力やデートに使っていた時間といった、各種スペースがぽっかりと空きます。そうすると、気にしていないつもりでも、「なんか引っかかる」といった未練に似た感覚が湧くものです。

人は空白を埋めたくなる性質があるので、恋愛で空いた時間や労力といったものは埋めてしまったほうが、恋愛の傷を思い出さなくてすみます。立ち直りが早い人というのは、この空白を自然と他の人やイベントで埋めるのが上手な性質があると思います。

自分を責めるクセを持たない

恋愛が終わると、誰しも何が悪かったかの反省会をすると思います。このとき「自分のあれが悪かった」といった自己反省をすると思いますが、それに人格を責める気持ちが乗っかるクセがある人はちょっと危険です。具体的には、

「だから私はダメなんだ」
「もう自分なんて嫌い」
「どうせ私なんて…」

など、自分のしたことだけでなく、人格否定が乗っていないかを見てみましょう。こうした傾向があるということは、失敗に対して過剰に自分を責めている状態なので、当然立ち直りも遅くなります。

恋愛だけでなく人生にはいろいろな失敗がありますが、全て人格を否定することではありません。「私はどんなときでも価値がある」そう思うことが、いわゆる自己肯定感という感覚にもつながっていきます。

ぜひ、責めるのは1つ1つの行いだけにしましょう。そしてその反省も「次はこうしよう」といった、前向きなまとめを早くに出せると、立ち直りもスムーズです。

新しい“夢中”を見つけるのがうまい

「恋愛で負った傷は恋愛で癒やす」といったタイプの人がいますが、こうした新しい“夢中”を見つけるのが上手な人は、立ち直りが早い傾向があります。
でもこれ、実は恋愛である必要はありません。仕事でも趣味でもOK。要するに夢中になる感覚を見つけることが上手な人は、恋愛の傷から離れるもの上手ということなのです。

例えば、失恋したら仕事人間になって成果を出す人。失恋したら旅行三昧で肌ツヤよくなって帰ってくる人などなど、あなたの周りにいませんか? こうした人たちは、新しい夢中を見つけるのがうまく、立ち直りも早い傾向があるといえます。

自分の限界を受け入れることができる

恋愛に限らず、人生には叶わないことがたくさんあります。もちろん努力したら叶うものもたくさんあるのですが「人の気持ち」は、特に努力ではどうにもならないものです。こうした状況が起きたとき、悔しさや悲しさをきちんと感じ、「自分の限界」を受け入れることができる人は、傷からの立ち直りも早いものです。

そもそもこの限界をきちんと受け入れることができるというのは、ある種大人の成熟さの現れでもあります。これが備わっていないと、相手を逆恨みしたり、いつまでも未練や傷を抱えたりしたまま行動に出ます。

自分を知り、きちんと努力し、ダメなものは受け入れる。当たり前のことですがこれができるということは、すなわち人生を全力で生きている素敵な大人というわけです。

傷からスムーズに立ち直る5つのコツをご紹介しました。心の傷というのは、癒やし方や立ち直り方にコツがあります。今回ご紹介した5つのポイントを始め、ぜひ自分らしい解決方法を見つけられたらいいですね。そして次の素敵な恋に向かっていきましょう。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

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文・おおしまりえ

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