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気のせいかも?不倫のドキドキを好きと勘違いする理由

  • 2021.9.1
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不倫相手のことが好きで好きでたまらない、そんな気持ちを感じているつもりでも、それは勘違いかもしれません。不倫のドキドキ感を恋愛感情と勘違いしてしまう理由について、まとめました。

恋愛と脳の関係

人の心にわきあがる感情と、脳の働きには切っても切り離せない関係があります。恋愛感情が高まっているとき、人の脳の中では脳内物質であるドーパミンが分泌され、精神的な興奮を生み出していると言われています。ドーパミンは恋愛だけでなく、何らかの理由によって緊張が高まっている時などにも分泌されるのです。

吊り橋効果による勘違い

危険な吊り橋の上を歩いている時、人の脳は緊張してドーパミンを分泌するようです。その状態で異性と出会うと、相手のことを好きになってしまう可能性が高まると言われています。この法則を、心理学では吊り橋効果と呼んでいます。

不倫のお付き合いをしている際には、周囲の人にバレてしまうのではないか、という不安が常に付きまとうものです。バレたら大変なことになってしまう、その緊張感が脳にドーパミン分泌を促します。その結果、相手のことが大好きだからドキドキしている、と脳が錯覚をしてしまうのです。

カリギュラ効果で不倫にハマっている可能性も

物語の中に、決して開けてはいけない箱が登場したとしたら、主人公はどうするでしょうか。開けてはならないと強く禁止されればされるほど、その箱に対する興味が高まり、最終的には開いてしまうでしょう。

禁止されたり制限されたりするほど興味がわいてしまう心理は、カリギュラ効果と呼ばれています。これを不倫に置き換えた場合、既婚者と付き合ってはいけない、というルールがあるからこそ相手に惹かれてしまう、ということになるでしょう。

こうした心理で不倫にハマっている場合、相手がフリーになった途端に、気持ちがさめてしまうかもしれません。

ロミオとジュリエット効果

高いハードルがあると感じるとより強く燃え上がってしまう、そんな心理をロミオとジュリエット効果といいます。

不倫は社会的に認められていない関係ですから、そう簡単には幸せなゴールを迎えることはできません。障害を乗り越えたいという欲求がいつの間にか恋愛感情に置き換わり、不倫に熱中してしまう、といったこともあるでしょう。

冷静に自分の気持ちを見つめることが大切

許されない関係だからこそ燃えてしまう、その原因は脳の錯覚や心理効果にあると考えられます。既婚者に特別な気持ちを持ってしまったら、一度冷静になる必要があるでしょう。

自分は本当に相手のことが好きなのか、それとも不倫という関係性に惹かれてしまっているのか、しっかりと見極めることが大切です。

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