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「泣いたら抱っこ」はNG? 寝かしつけ100の「困った!」を解決する本

  • 2021.9.1

寝かしつけに1時間かかる、夜泣きが激しい、抱っこしないと寝ない......など、乳児のパパ・ママにとって、「寝かしつけ」は1日の最後にして最もハードなミッションだ。毎日の育児で疲れている体に睡眠不足で、疲労はたまる一方......。

そんなパパ・ママにおススメの一冊が、『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』(青春出版社)だ。

著者は、乳幼児睡眠コンサルタントの「ねんねママ」こと和氣春花さん。本書では、寝かしつけでやりがちなNG行動や、改善策を提案。なかなか寝ない子が「すぐ寝る」「よく寝る」ようになる秘訣をイラストとともに解説していく。

お昼寝の時間を短くする、はNG

例えば、寝ていた赤ちゃんが「ふえ~ん」と泣き出したら、すぐに抱っこする、という対応。ヒートアップさせたくなくて、ついやりがちだが、この行動は、赤ちゃんが自分で眠る力を養うのを邪魔してしまっているかもしれないという。和氣さんは、「寝ている間に赤ちゃんが泣いたら、まず2~3分様子を見てみてください」とアドバイスする。「寝言泣き」と言い、起きているようで、頭は寝ている可能性があるからだ。「待つ」という行為は赤ちゃんの「ねんねの力」を育てることに役立つという。まずは1分待ってみることから始めよう。

また、「夜、寝なくなってしまうから」とお昼寝の時間を短くしたり、夕方になったらお昼寝をさせないために赤ちゃんが眠そうでも寝させないようにしたりしていないだろうか。実は、これらは逆効果になることも。赤ちゃんは脳が十分に発達していないので、昼寝が不十分だと寝つきにくく、眠りが浅くなるという。

本書では、このような寝かしつけの改善方法に加えて、リアルな100個の質問にも回答している。「ずっと泣いていて眠いタイミングがわからない」「うつ伏せ寝が心配」などのよくある疑問に対して、具体的に何をすれば良いのかがわかりやすく解説されている。

本書の目次は以下の通り。

【1章】赤ちゃんの気持ちを知っておこう!
【2章】寝かせるつもりで起こしてしまうNG行動
【3章】赤ちゃんが快適に眠れる条件って?
【4章】赤ちゃんがどんどん寝たくなる前準備とは
【5章】ひとりで寝られるようになる「ねんねトレーニング」とは
【6章】寝かしつけの「困った」100問100答

育児は不安と疲労の連続だ。だからこそ、睡眠時間は親子ともにしっかりと確保したい。赤ちゃんの寝かしつけに悩んでいる方は、手に取ってみてはいかがだろうか。

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