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空想上の動物たちが博物館に大集合!?「空想動物園」開催【東京国立博物館】

  • 2021.8.31
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ガネーシャやグリフィン、龍や麒麟など、アジアの空想動物たちが大集合!東京・上野にある東京国立博物館では、秋の恒例企画「博物館でアジアの旅」を2021年9月14日(火)より開催。8回目を迎える今年のテーマは「空想動物園」です!個性豊かな空想上の動物たちと出会える旅が楽しめますよ。

今年のテーマは「空想動物園」瑞獣から正体未詳の動物まで

「博物館でアジアの旅」は、東京国立博物館の東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に、毎年異なるテーマを掲げて、それにちなんだ名品を館内随所に展示する秋の恒例企画です。

今年は「空想動物園」をテーマに、アジアの造形芸術のなかでも大きな位置を占める“空想上の動物たち”に光を当てます。どこかで見聞きした瑞獣(吉兆として現れる霊妙な獣)から正体未詳の動物まで、多彩に、個性豊かな姿を紹介してくれます。

ミュージアムショップで販売予定の図録と、「博物館でアジアの旅 2021 調査ノート」(東洋館インフォメーションにて無料配布予定/数に限りがあります)を手に、アジアの空想動物たちと出会う旅にお出かけください!

「空想動物園」の主な展示作品

東洋館の各展示室に観覧の目印として、空想動物にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅 空想動物園」の札を添えています。

※すべて東京国立博物館蔵、通期でご覧になれます。

【東洋館11室】ガネーシャ坐像

ガネーシャは、象の頭に人間のからだを持つヒンドゥー教の神です。富と知恵をつかさどっています。

【東洋館11室】

「ガネーシャ坐像(ざぞう)」

カンボジア・ブッダのテラス北側/アンコール時代・12~13世紀

[フランス極東学院交換品]

【東洋館3室】人面鳥像

男女の顔をもつ鳥がお互いに寄り添った「人面鳥像」。シルクロードでつくられました。

【東洋館3室】

「人面鳥像(じんめんちょうぞう)」

中国、ヨートカン(ホータン)/1~4世紀

[大谷探検隊将来品]

【東洋館3室】グリフィン像飾板

グリフィンは、ライオンとワシの属性を合わせもつ「最強生物」。グリフィンを表現し、護符として棺に取りつけた装飾板です。

【東洋館3室】

「グリフィン像飾板(ぞうかざりいた)」

イタリア、タラント出土/前4世紀

[谷村敬介氏寄贈]

【東洋館4室】石彫怪獣

謎の生物の石彫怪獣。古代王朝の殷(いん)の宮殿で用いられていた可能性があります。

【東洋館4室】

「石彫怪獣(せきちょうかいじゅう)」

伝中国河南省安陽市殷墟出土/殷時代・前13~前11世紀

【東洋館5室】三彩鎮墓獣

迫力のある空想上の猛獣。墓を守るために墓室に置かれました。

【東洋館5室】

「三彩鎮墓獣(さんさいちんぼじゅう)」

中国 唐時代・7~8世紀

[横河民輔氏寄贈]

【東洋館5室】海獣葡萄鏡

一説に狻猊(さんげい)という獅子の仲間と考えられる獣が、たわわに実った葡萄とつる草のなかを駆けまわっています。

【東洋館5室】

「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」

中国 唐時代・7世紀

【東洋館5室】仙人騎鳥獣八稜鏡

麒麟や鳳凰などに乗った仙人あるいは道士が、空を駆けています。

【東洋館5室】

「仙人騎鳥獣八稜鏡(せんにんきちょうじゅうはちりょうきょう)」

中国 唐時代・8世紀

【東洋館5室】青花龍濤文壺

四爪の龍がいまにも飛び出してきそう!精確な表現も必見の一品です。

【東洋館5室】

「青花龍濤文壺(せいかりゅうとうもんつぼ)」

中国・景徳鎮窯 元時代・14世紀

【東洋館5室】五彩龍鳳文面盆

龍や鳳凰などが描かれた五彩のやきもの。コバルトで下絵付けをし、赤、黄色、緑などの上絵具で彩りを添えています。

【東洋館5室】

「五彩龍鳳文面盆(ごさいりゅうほうもんめんぼん)」

中国・景徳鎮窯「大明万暦年製」銘 明時代・万暦年間(1573~1620年)

[横河民輔氏寄贈]

【東洋館9室】饕餮七宝卣

饕餮という怪獣が目玉をギラリと輝かせています!古代の青銅器にならって製作された七宝の器物です。

【東洋館9室】

「饕餮七宝卣(とうてつしっぽうゆう)」

中国 清時代・19世紀

[神谷伝兵衛氏寄贈]

【東洋館11室】楣

左下と右下に怪魚マカラが表されています。楣は建物の入口の上部を飾るものです。

【東洋館11室】

「楣(まぐさ)」

カンボジア、タ・セル アンコール時代・11世紀

[フランス極東学院交換品]

【関連企画】オンラインギャラリートーク

東京国立博物館では、自宅でも楽しめる、YouTubeによる動画を配信しています。「博物館でアジアの旅 空想動物園」も、展示に関連したオンラインギャラリートークを配信予定です。※詳細は準備が整い次第、公開いたします。

博物館でアジアの旅 空想動物園 【事前予約制】

会 期:2021年9月14日(火)~10月17日(日)

会 場:東京国立博物館 東洋館

開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで

休 館 日:月曜日、9月21日(火) ※ただし、9月20日(月・祝)は開館

観 覧 料:一般 1,000円/大学生 500円

※総合文化展観覧料および開催中の特別展観覧券(観覧当日に限る)でご覧いただけます。

※当館では事前予約制(日時指定券)を導入しています。

入館にあたって、すべてのお客様はオンラインでの日時指定券の予約が必要です。

詳細は東京国立博物館ウェブサイトをご確認ください。

※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。

入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。

※障がい者とその介護者1名は無料。

入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。

※春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46(9月4日[土]~11月28日[日])、

伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」

(10月12日[火]~11月21日[日])は別途事前予約(日時指定券)および観覧料が必要です。

※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、

今後の諸事情により変更する場合がありますので、

東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。

※敬老の日(9月20日[月・祝])は総合文化展が観覧無料です。

ただし、オンラインでの事前予約(日時指定券)が必要となります。

お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

[@Press]

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