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「話が長い人」の心理5パターンと対処法【心理カウンセラーが解説!】

  • 2021.10.1

いつまでも際限なくダラダラと話し続ける人っていますよね。「いつになったら終わるの?」って思ってしまうことがあるかもしれません。そんな人にばったり遭遇してしまったら、ツイてないですよね…。一方で、あなた自身も気づかないうちに、話が長くなりすぎていることはありませんか?

今回は現役心理カウンセラーである筆者が、話の長い人の心理と対処法をご紹介します!

話が長い人の心理 5パターン

1.構って欲しい

寂しがり屋の構ってちゃんのようです。話をなが〜くして、相手の注意を引いて少しでも長く引き留めておきたいのでしょう。「面白い話があるの」と前置きしておいて、出し惜しみをして、なかなか本題に入らないかもしれません。少しでも長く誰かに側にいて欲しいようです。

2.頭の中が整理できていない

要点が絞り切れていないのに、いきなり話し出すので、相手には藪から棒に聞こえてしまうのでしょう。「うんうん、それで?」と丁寧に長い時間かけて聞いてあげたのに、肝心の要点が抜けていて、「で、結局何が言いたいの?」ということがあるかもしれません。

3.不安が強い

自分に自信がないので、自分のしていることが正しいかどうか、相手に確認をしたいのかもしれません。「合ってるよ、それでいいと思うよ」と言ってほしいのでしょう。一々聞いてくるので、「それくらい自分の頭で考えなよ!」と思ってしまうかもしれません。

4.周りが見えていないから

お話に夢中の人は、周りが全然見えていないものです。相手が急いでいるのもイライラしているのも気づかないでしょう。ピリピリしたムードもお構いなしかもしれません。空気が読めない人とも言えるでしょう。絶妙なバッドタイミングで話しかけてくる時があるようです。「今それを言う必要があった?」と怒りたくなってしまうかもしれません。

5.嫌なことがあってはけ口にしている

ストレスを感じた時に、誰かに話して楽になったり心が軽くなった経験は誰にもあるかもしれません。よっぽど思い詰めた時や、一人で考えても解決できなかった時に、人を選んで話しを聞いてもらうことはよいと思います。でも世の中には、相手をまるではけ口のように利用して、鬱憤を晴らそうとする人も存在するようです。そんな人の話をずっと聞いてあげるのは耐えられないでしょう。

話が長い人への対処法 3つ

1.用事を思い出したフリをする

話の腰を折ることに後ろめたさを感じる必要はありません。あなたには緊急の用事があるのですから。「あっ、〇時までに〇〇をやらなきゃいけないんだった!ごめんね。」「〇さんをお待たせしているので、これで失礼します。」と、用事とお詫びの言葉を短く述べればきっと大丈夫。これで、話の長い人のお相手をせずに済むでしょう。

2.要点をまとめてあげる

これができる人は聞き上手な人でしょう。「つまり、こういうことですね。」と、あなたが相手のまどろっこしい話をかいつまんで要約してあげればきっと大丈夫。ごちゃごちゃだった相手の頭の中もすっきりと整理され、話も短くなるでしょう。

3.予防線を張っておく

話の長い人が選んだ、話を聞いてくれそうな人は、どこかに隙があったのかもしれません。いささか暇なように見えてしまったようです。普段から気を引き締めて、「私は忙しいです。」というオーラを身にまとっているとよいかもしれません。話しかけにくい雰囲気が伝わるとよいですね。

あなたがもし話が長いということに自覚があったら…

端的に伝わる話し方には次のような法則があります。

1.結論を言う。「〇について話します。」
2.中身を言う。「内容は〇〇です。」
3.再び結論を言う。「今日は〇について話しました。」

このルールさえ覚えてしまえば、話が長くなることはないでしょう。



いかがでしたでしょうか?話が長い人には、時間を上手に使えていないという共通点があるようです。

話の長い人の心理と対処法を知って、あなたも限りある貴重な時間を有効活用できるとよいですね!ぜひ試してみて下さい。


ライター:miraclemilk
心理カウンセラーとして、クライエントの悩みに共感し寄り添いながら支えています。みなさまがほっと一息つけるような、気分転換になるような記事を発信していきますので、お楽しみに!
編集:TRILLニュース編集部