感情は誰にでもあるものですが、それを表に出す人もいれば、ぐっと抑えてしまう人もいるでしょう。あなたは自分がどちらのタイプか知っていますか?抑える人には抑える人の、抑えない人には抑えない人のしんどさがあるものです。探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ちりとり
2.釣り鐘
3.画鋲
4.トイレブラシ
1.ちりとりに見えた人は「感情を抑えない人」
図形がちりとりに見えた人は、感情を抑えない人かもしれません。自分が感じたことは、そのままストレートに出してしまうことが多いのではないでしょうか。普段からあまり抑えないことで、抑えようとしてもうまくいかないことも結構あるかもしれません。
このタイプの人は、行動的でテキパキしたところのある人でしょう。器用で、何をやらせてもそれなりにこなしてしまうようなところがありそうです。案ずるより産むがやすしの精神で、なんでもとりあえずやってみようとするのではないでしょうか。
そういう思い付いたらすぐ行動するところがありますので、感情も周りのことを考えて抑えるよりは、感じたらそのまま表出が多くなりがちでしょう。わかりやすく裏表のない人ですが、一方で感情的になりやすく周りを困らせてしまうこともある人でしょう。
2.釣り鐘に見えた人は「やや感情を抑える人」
図形が釣り鐘に見えた人は、やや感情を抑える人かもしれません。何かを感じた時にそのまま出してしまうことへの躊躇がある人でしょう。周りの気持ちを考えたり、羞恥心がまさったりして、感情を抑えることが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、小心者で周りに遠慮して気遣いをとてもしてしまいやすい人でしょう。嬉しいことがあっても、自分がここで大喜びすると傷つく人がいるかもしれないと、抑えるなんてことが結構あるのではないでしょうか。
ただ、感受性は豊かな方ですので、どうしても抑えようとしているのに漏れ出てしまうこともあるでしょう。特に悲哀の感情は我慢しきれず出してしまうことが多いかもしれません。我慢しようとしていたのに、目からぽろっと涙が出てしまうなんてこともあるでしょう。
3.画鋲に見えた人は「やや感情を抑えない人」
図形が画鋲に見えた人は、やや感情を抑えない人かもしれません。感情を抑えようという気がないわけではないですが、自分がうまく感情を抑えられる自信がないのではないでしょうか。そのため、早々に諦めて感情を表出してしまっていることが多そうです。
このタイプの人は、白黒はっきりした性格をしていそうです。言いたいことがある時は、つい言ってしまってトラブルに発展してしまうようなこともあるでしょう。我慢が苦手で、堪え性がないというレッテルを自分に貼っているのかもしれません。
自分でそういう人間だと思い込んでいるため、感情を抑えようとしても、うまくいかないことが多いでしょう。感情を抑えているということに意識が集中してしまい、無理をしていることにイライラ感が募ってしまいやすいかもしれません。そのため、すぐに抑えが効かなくなってしまうでしょう。
4.トイレブラシに見えた人は「感情を抑える人」
図形がトイレブラシに見えた人は、感情を抑える人かもしれません。何かを感じたとしても、それをそのまま表出するということ自体があまりないのではないでしょうか。おそらく、あなたの周りの人は、あなたがどう感じているのか、いまいち読めないかもしれません。
このタイプの人は、冷静でよく物事を考える人でしょう。感情よりも思考によりやすく、常に頭を回転させているようなところがありそうです。そのため、感情的になることがなく、あまり表情にも変化が見られないのではないでしょうか。
あなた自身は感情を抑えているつもりはないかもしれません。でも、実際は感情よりも思考を優先することで、感情は抑えられている状態になっていそうです。考えることも大切ですが、時にはどう感じたかを相手に伝えることも大切なのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース編集部