「口遊む」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は…？

皆さんはどういった音楽が好きですか？

自分の好きな歌やメロディをついつい鼻歌で歌ってしまうことってありますよね。

今回はそんな「歌」についての漢字を紹介します。

「口遊む」という漢字なのですが、一体なんと読むのでしょうか？

さあ、正しく読んでみてください！

「遊」に「ぶ」ではなく「む」という送り仮名がついているのはあまり見たことないですよね。

わからない方のために例文を出します。

自分の好きなアーティストの歌を口遊む

例文で「口遊む」は、なんとなく口に出して歌ってしまうことを指しています。

もうわかりましたね？

では読み方を発表します。

正解は「くちずさむ」でした！

一般的には「口ずさむ」と書くことが多いですよね。

「口遊む（くちずさむ）」を辞書で引いてみると…

心に浮かんだ詩歌などを軽く声に出す。くちずさぶ。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2010年11月26日版）

といった意味があります。

また、

「詩歌などを、ふと心の浮かぶままにうたう」

出典：宮腰賢編、石井正己編、小田勝編、全訳古語辞典第四版、旺文社（2011年10月13日版）

という意味で使われていたようです。全く同じ意味で、「口吟む（くちずさむ）」という書き方もあります。

いかがでしたか？

「口遊む」は「くちずさむ」と読みます。

普段ひらがなで何気なく使っている言葉でも、漢字にすると一気に難しくなりますよね。

この機会にぜひ覚えてみてください！