今回ご紹介するのは「焼べる」という言葉。
馴染み深い「焼」という漢字ですが、「べる」という送り仮名が付いている状態は見たことがないという方が多いと思います。
さぁ、皆さんは正しく読むことができますか?
「焼べる」の読み方とは?
「焼く(やく)」や「燃焼(ねんしょう)」といった読みから、「やべる」「しょうべる」などと読んでしまった方もいるのではないでしょうか? でも、それは不正解です。
現代ではあまり使われない読み方なので、少し難しいかもしれません。送りがなを含めて“三文字”で考えてみてください!
思い浮かんだ方はいますでしょうか?
正解は「くべる」でした!
「焼べる」はどんな意味?
読み方を聞いても「どういう意味…?」と疑問になってしまったかもしれませんね。「焼べる(くべる)」を辞書で調べてみましょう!
燃やしたり焼いたりするために火の中に入れる。たく。
出典:北原保雄 著『日本国語大辞典』(第二版)、小学館(2000年12月20日~2002年1月20日発行)
「薪を焼べる」というように、薪などを火の中に入れて燃やすときに使われます。
ちなみに、かまどに豆を入れるとぱちぱちと燃えて忙しないことから、気忙しいことを「かまどに豆をくべる」と表す“ことわざ”もあるそうですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
「焼べる」は「くべる」と読むことができます!
「焼」を「く」と読むのはかなり意外だったのではないでしょうか?
普段使う漢字の意外な読み方を知るのは面白いですよね。これからも様々な難解漢字を紹介していくので、楽しみにしていてください!