今回ご紹介するのは「仄聞」。
うわさ話を聞いたときに使える言葉です。「聞」はよく使うけれど「仄」は初めて見た…という方もいらっしゃるかもしれませんね。
さぁ、皆さんは正しく読むことができますか?
「仄聞」の読み方とは?
「聞」という字は「新聞」「伝聞」のように「ぶん」と読みますよね。今回もそれで大丈夫!
ポイントは「仄」を読めるかどうか、という点にありますよ。なお「仄」という字には「ほのかに、かすかに」といった意味があります。
うわさ話をはじめ、話をちらっと聞いたときにも使う言葉なのですが、皆さんわかりますでしょうか?
正解は「そくぶん」でした!
「仄聞」はどんな意味?
「仄聞(そくぶん)」と読むなんてびっくり! と思われた方も多いはず。なお「仄」は「そく」のほかに「ほの(か)」と読むことができます。「仄暗い(ほのぐらい)」なんて使い方をしますよ。
先述した通り、意味はうわさ話しを聞いたり、話をちらっと聞くことです。
人づてに聞いたことを話題にあげる場面において、「仄聞したところ〜」というような使い方ができます。なお、この字のほかに「側聞」と表記される場合もあるそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「仄聞」は「そくぶん」と読むことができます!
なお、こちらを使った「仄めく(ほのめく)」という言葉は、文学作品にしばしば登場する表現です。少し難しいですが、これを機に音読みと訓読みをまとめて覚えてみてくださいね。