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「乖離」は何と読む?社会人なら知っておきたい常識漢字、正解は...?

  • 2021.9.20
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今回ご紹介する漢字は「乖離」。

ビジネスシーンでも用いられる言葉なので、社会人の皆さんの中には一度は見たことがある、という方も多いのではないでしょうか。こちら、ぜひ抑えておきたい言葉のひとつです。

皆さんは正しく読むことができますか?

「乖離」の読み方とは?

物事の実態を取り上げるときに使用されることが多い「乖離」という言葉。

ある二つのものを例に挙げ、「両者には大きな乖離がある」などというように使われているのを、見かけたことはありませんか?例えば、「当初立てていた目標だが現状の実績とは大きく乖離してしまっている」などと使うことがあります。

「剥離(はくり)」との間違いにも要注意ですよ!

皆さんわかりましたでしょうか?

正解は「かいり」でした!

「乖離」はどんな意味?

「乖離(かいり)」を調べてみましょう!意味は下記の通りでした。

そむきはなれること。結びつきがはなれること。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

「理想像と実態が乖離している」など、元々は近い存在であるべきものが離れてしまっているときに用いられます。

「解離」とは同じ読みのため、使い分けに注意が必要です。「解離」は字の通り「解け離れること」という意味を持っています。「分子の解離」「解離性障害」などというように使われることもありますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「乖離」は「かいり」と読むことができます!

株式投資の世界では「移動平均乖離率」という言葉も使われています。ビジネスシーンだけでなく金融取引でも使われることが多い言葉ですので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう。