「卜う」はなんと読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

見た目がシンプルな漢字でも、読み方が全く知られていない漢字があります。

今回はそのようなパターンの漢字をご紹介したいと思います。

「卜う」という字なのですが「卜」はカタカナの「ト」ではなく漢字の「卜」です。

たった2画の簡単な字なのですが、いったいなんと読むのでしょうか？

「卜う」の読み方！

「とう」としか読めない、という方も多いと思います。

さっそく例文を元に考えてみましょう。

「星座卜いで今日の運勢を調べる」

この「星座」「運勢」という２つの言葉に共通するキーワードに思い当たるものはありませんか？

それでは正解を発表します。

正解は「うらなう」でした！

「卜う」の意味

さっそく「卜う（うらなう）」を辞書で調べてみましょう。

「卜う（うらなう）」と同じ意味の「占う（うらなう）」で辞書を引いてみると…

①人の将来（の運勢）や事の吉凶などを、自然の兆候や物に現われた形象によって予想する。「結婚運を占ってもらう」②将来の動向・展開を、それによって判断させる（する）。表記「卜う」とも書く。

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.140

 

「卜う（うらなう）」「占う（うらなう）」の表記のほかにも「筮う（うらなう）」という表記もあるようです。

また同じ「うらなう」「うらなって、よしあしを判断する」意味で「卜する（ぼくする）」という言葉もあるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか？

「卜う」は「うらなう」と読みます。

ぜひこの機会にご家族や友人との会話のネタにでもしてみてはいかがでしょうか？

他にも面白い漢字はたくさんあるので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね！