皆さんは普通の人が知らないような、難しい漢字をいくつ知っていますか?
今回はそんな知っていたらとってもすごい! とっても難しい漢字をご紹介したいと思います。
「窖」という漢字なのですが、一体なんと読むのでしょうか?
「窖」の読み方!
全く読み方がわからないという方にヒントです!
例文を元に考えてみましょう!
「地下に土を掘って窖を作った」
土を掘ることから「窖」は、何やら洞窟のようなものだという事が分かりますね。
「窖」の主な用途は、物をしまったり植物を栽培したりなど、様々な用途がありますよ。
それでは、正解を発表します。
正解は「あなぐら」でした!
「窖」の意味
物置の他にも、お酒を熟成させる為に使われたりする場面など、「窖(あなぐら)」をテレビ番組で見たことのある方は多いのではないでしょうか?
ちなみに、「窖」には意外な用途があります。同じ意味の「穴蔵(あなぐら)」で辞書を引いてみると…
地中に穴を掘って、物をしまったりウドの軟化栽培などをしたりする所。表記「窖」とも書く。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.35
そう!「窖」はウドの軟化栽培の場所にも使われるんですよ。
ちなみに、ウドとは下記のような植物です。
山地に自生し、また室(ムロ)の中で栽培される多年草。春、白い若い茎を食べる。「ーの大木[=大きいだけで役に立たないもののたとえ]」かぞえ方:一本
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.134
スーパーであまり見かけないため、食べたことのない方も多いはず。しかし、うどの中でも「東京うど」は「江戸東京野菜」にも入っているんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「窖」は「あなぐら」と読みます。
また、「あなぐら」は、「窖」「穴蔵」という表記の他にも「穴倉」という表記もできるようです。
ぜひこの機会に「窖」の読み方を覚えていってくださいね!