学生時代、皆さんは「理科」の授業は得意でしたか?
火を使った実験を楽しみにしていたり、植物をクラスメイトと育てたり…。
今回はそんな「理科の授業」で一度は目にする言葉に関する漢字をご紹介したいと思います。
「蕊」という字なのですが、いったいなんと読むのでしょうか?
「蕊」の読み方!
「蕊」という字は「くさかんむり」に「心」が3つで構成されている漢字です。
学校の授業で習う時は、ひらがなの表記で書かれていたと思います。
さっそく例文を元に考えてみましょう!
「理科の授業で雄蕊と雌蕊について習う」
「雄蕊」「雌蕊」…。なんだか聞いたことのある気がしませんか?
それでは正解を発表します!
正解は「しべ」でした!
「蕊」の意味
さっそく「蕊(しべ)」を辞書で調べてみましょう!!
花の中心部にあって実を作る器官。糸のように細いものが多くあり、花粉をやりとりする。「雄蕊・雌蕊」
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.677
理科の授業の際、花壇に咲く花の観察をしたことを思い出した方も多いかもしれません。花が実を作る器官なので「くさかんむり」の下に「心」が3つと、納得のできる漢字の構成ですね!
まとめ
いかがでしたか?
「蕊」は「しべ」と読みます。
小学生や中学生の時に、ひらがなで表記していた字も漢字で表記できるものが沢山あります。
気になった方は、他にも面白い漢字が沢山あるので是非調べてみてくださいね!