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「沁々」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.17
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「喜怒哀楽」という言葉があるように、人は他の動物と比べて様々な感情を持つと言われています。

今回は出題する難読漢字は、そんな「感情」にちなんだものです。

「沁々」という漢字なのですが、いったい何と読むかわかりますか?

「沁々」の読み方!

「沁」は「さんずい」に「心」が組み合わさった漢字です。

「心」は「しん」と読みますが、だからと言って「しんしん」とは読みませんよ! でも、ちょっぴり近いかもしれません。

それでは、例文を元に「沁々」の読み方を考えてみましょう!

「一人暮らしを始めて、家族の温もりを沁々思った」

それでは、正解を発表します。

正解は「しみじみ」でした!

「沁々」の意味

「沁々(しみじみ)」は「染み染み」「沁み沁み」とも書くことができます。こちらは簡単に読むことができますね。

それでは、辞書で意味を調べてみましょう!

①これまでの体験に照らすなどして、感慨も新たにそのことを実感する様子。「親のありがたみをー思った」②[苦楽をともにした人同士の間などで]心に深く通じ合うものがある様子。「過ぎ去りし日をーと語り合う」表記「沁々」などと書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.680

 

コロナ禍で人との交流が薄れ、過去の出来事を「沁々」思っている方も多いのではないでしょうか?

こちらに限らず、言葉の正確な意味を知らないまま、何となく使っていることって多いですよね。

この機会に、意味も正確に覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「沁々」は「しみじみ」と読みます。

ただ単に「悲しい」「寂しい」という表現よりも、こちらの方がちょっと格調高い雰囲気が生まれそうですね。

この機会に「沁々」を覚えて、ぜひ使いこなしてください!