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「決る」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.27
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簡単な漢字でも送り仮名によって、全く読めなくなってしまう事がありますよね。

今回はそのようなパターンの漢字をご紹介したいと思います。

それが、こちらの「決る」という字です。

さぁ…いったいなんと読むのでしょうか?

「決る」の読み方!

「決」という字は「決まる」「決断」というように「き」や「けつ」などと読む事が多いですよね。しかし、今回はそのような読み方はせず、かなり特別な読み方をします。

さっそく例文を元に考えてみましょう!

「その男は、あごを決るように話した」

あごの動作を考えてみてください! きっと答えにたどり着けるはずですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「しゃくる」でした!

「決る」の意味

「決」という字に、このような読み方があったとは驚きですね!

元は「決る(さくる)」という読みで、音変化して「しゃくる」と読むようになったそうです。

ちなみに「決る」はよく使う言葉ですが…みなさん、意味を正しく理解していますか?

この機会に、しっかり確認しておきましょう!

①中がくぼむように、えぐる。
②すくうようにして上げる。しゃくう。
③あごを前に出して頭部をやや後ろに引く。
④すくうようにして動かす。あやつる。
⑤そそのかす。おだてる。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

よく使われるのは③の意味ですが…他に4つも意味があるんですね!

ちなみに「しゃくる」は、「決る」の他に、「杓る」「抉る」「刳る」とも表記する事ができます。

同じ意味・読み方でも、これほどまでにたくさんの漢字があるなんて面白いですよね。

せっかくなので、頑張って全て覚えてしまいましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「決る」は「さくる」そして「しゃくる」と読むことができます。

このように、小学校の時に習った「決」のような簡単な字でも、思いもよらない読み方をする漢字が沢山ありますよ。

気になった方は、他にもぜひ調べてみてくださいね!