皆さんは動物の漢字をいくつ書くことができますか?
簡単なものですと、「犬」や「猫」など身近な生き物の漢字は沢山思いつくと思います。
しかし、今回ご紹介する漢字はちょっと難しいですよ。
「儒艮」という漢字なのですが、一体どんな生き物なのかわかりますか?
「儒艮」の読み方!
全く読み方の検討もつかないという方も多いと思います。
そこでいくつかのヒントから考えてみましょう!
「儒艮」は海の生き物です。
「イルカ」などに体の形がよく似ており、昔はよく人魚と間違えられていたんだそう。
それでは、正解を発表します。
正解は「ジュゴン」でした!
「儒艮」の意味
テレビ番組で見た事がある、という方もいるのではないでしょうか?
でも、「儒艮(ジュゴン)」がどのような動物か、あまり知らない…という方も多いはず。せっかくなので、この機会に覚えておきましょう!
東南アジアやインド洋の浅瀬にすむ哺乳動物。一見ブタに似た顔つきで、胴のあたりは人間の胴体を連想させる。[昔、人魚と言われたのは、大抵これ]表記「儒艮」は借字。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.715
胴のあたりが人間の胴体を連想させるのですね。興味を持たれた方は、実物を見て確認してみてください!
なお、上記の通り「儒艮(ジュゴン)」は借字となっています。
借字とは漢字の意義に関係なく、漢字で書き表わす語句の表記方法です。知識として覚えておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「儒艮」は「ジュゴン」と読みます。
「艮」を「ごん」と読むのを初めて知ったという方も多いはず。他にも「うしとら」とも読み「北東」という意味も含まれていますよ。
今回ご紹介した「儒艮」以外にも、まだまだ面白い漢字は沢山あるので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね!