「詛う」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

学生時代ならともかく、社会人になると良い意味でも悪い意味でも、様々な人との関わりが増えてきますよね。そうなると、誰かしら恨みを持っている人や、「あの人だけは許せない！」というような人がいるかもしれません。

今回はそんな「悪い相手に思うこと」に関連した漢字をご紹介したいと思います。

「詛う」という漢字なのですが、一体何と読むのでしょうか？

「詛う」の読み方！

「詛」という字自体は簡単そうだけど、何と読むかさっぱりわからない、という方も多いと思います。

さっそく例文を元に考えてみましょう！

「興味本位で詛いのビデオを観てしまい、朝まで眠れなかった」

また「詛」は「呪詛（じゅそ）」という言葉にも用いられています。

それでは正解を発表します！

正解は「のろう」でした！

「詛う」の意味

さっそく「詛う（のろう）」を辞書で調べてみましょう！！

「詛う（のろう）」と同じ意味の「呪う（のろう）」で辞書を引いてみると

【呪う】①恨みのある人に悪い事が起こるように、神仏に祈る。②強く恨む。「世をー」③悪魔・魔女などが悪意をいだく人を不幸な目に合わせる。表記「詛う」とも書く。

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.1223

 

「詛う（のろう）」と「呪う（のろう）」は全く同じ意味なので、どちらで表記しても問題ありません。

まとめ

いかがでしたか？

「詛う」は「のろう」と読みます。

あまり使うことのない言葉ですが、ぜひこの機会に「詛う」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください！