「尽れる」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

簡単そうに見える漢字でも、付いている送り仮名によって一気に読めなくなってしまう漢字があります。

今回はそのようなパターンの漢字をご紹介したいと思います。

「尽れる」という字です。

いったいなんと読むのでしょうか？

「尽」という字は「尽力（じんりょく）」や、「尽きる（つきる）」のなどで使われているのを目にすることが多いかと思います。しかし今回は、そのような読み方はせずちょっと変わった読み方をします。

さっそく例文から考えてみましょう！

「冬になると木の葉が尽れていく」

「尽」という漢字のイメージから、活力や気力などが無くなっていくようですね。

それでは正解を発表します！

正解は「すがれる」でした！

なんとなく言葉は聞いたことがある、知っている、という方も多いと思います。

さっそく「尽れる（すがれる）」を辞書で調べてみましょう！！

「尽れる（すがれる）」と同じ意味の「末枯れる（すがれる）」で辞書を引いてみると…

【末枯れる】①草木の葉先・こずえが、冬に近づいて枯れ始める。②気力・活力が失われる。「すがれた［＝覇気の感じられない］声の調子」表記「闌れる・尽れる」などとも書く。

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.805

「すがれる」は、「尽れる・末枯れる」の表記の他にも「闌れる」という表記もできるようですね。

なんとなく知っている言葉でも、辞書を引くと理解が深まると思います。

いかがでしたか？

「尽れる」は「すがれる」と読みます。

このような漢字にはまだまだ面白い読み方や驚くような読み方が沢山あります。

気になった方は他にも調べてみてくださいね！