今回ご紹介する漢字は「随ら」。
「追随」や「付随」のように使うことの多い「随」の字ですが…。
誰もが一度は必ず使ったことのある言葉ですよ!
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「随ら」の読み方!
では、早速「随ら」の読み方を発表します。
「ずいら」と読んだ方は、不正解!
ヒントは1つの動作をメインで行いつつ、もう1つなにかをするときに使う言葉です!
負担の少ない運動でダイエットを目指す「随ら運動」を取り入れている方もなかにはいるのではないでしょうか?
近頃では「スマホの随ら歩き」が問題になることもありますね。
目線は完全にスマホに向いているのに、前を見ず歩くことを言います。
さて、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「ながら」でした!
「随ら」の豆知識
では、「随ら(ながら)」とはどういう意味なのでしょうか。
①その動作をするのと同時に他の動作を行う意を表す。…つつ。
②両立しにくい二つの事態が同時に成り立つ意を表す。…しつつ、その一方で。…にもかかわらず。…ではあるが。(後略)
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1288
「随ら歩き」のように「ながら」は悪いイメージが強いかもしれませんが、ポジティブな意味で使われることもあるんです!
「メジャーリーガーの大谷選手は打者としても40本以上のホームランを打ち随ら、投手としても160kmの球を投げる類まれな選手」
今シーズン大活躍の大谷選手の二刀流は、まさに上でいう②の意味ですね…!
まとめ
いかがでしたか?
「随ら」は「ながら」と読みます。
ぜひ、この機会に「随ら」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!