「うまい話にはウラがある」と言われますよね。
「そんなに儲かる話があるなら乗るしかない!」と話をよく聞いてみると、なんだか実は裏があった!なんて話はよく聞きます。
今回はそういった「うまい話」を聞いていると思わず言いたくなる言葉、「焦臭い」をご紹介します。
さて、一体何と読むのか分かりますか?
「焦臭い」の読み方!
では、早速「焦臭い」の読み方を発表します。
「焦げ臭い」「焦臭い」として「こげくさい」とも読みますが、今回はちょっと違う読み方を考えてみてくださいね。
ヒントは怪しい雰囲気や気配を察知したときに使う言葉です。
字の通り、焦げるような臭いがするときにも使いますよ。
「焦臭い話だなあ」といったように使うことが多いでしょう。
さあ、読み方は分かりましたか?
正解は「きなくさい」でした!
「焦臭い」の豆知識
では、「焦臭い(きなくさい)」とはどういう意味なのでしょうか。
①布・綿・紙などの焦げるにおいがする。焦げくさい。
②戦争などの不穏なことや、不正なよからぬことがありそうな気配がする。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.422
ところで、「きなくさい」の「きな」とは一体何でしょうか?
「きな」とは「布」のことです。布が焦げて臭いことから「きなくさい」と言うようになったと言われています。
そのため「焦げるにおいがする」という意味があるんですね!
しかし「焦臭い(きなくさい)」が「よからぬことがありそう」という意味で使われるようになった由来は今のところまだよく分かっていないんだとか。
まとめ
いかがでしたか?
「焦臭い」は「きなくさい」と読みます。
「こげくさい」の別の読み方としてぜひ覚えていってくださいね!