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これ何て読むんだっけ?!【湛える】こらえるではありません!

  • 2021.8.30

見たことのある漢字であっても、読み方に自信がないことも……。 今回ご紹介する「湛える」もそのひとつです。 正しい読み方を、あなたはご存じでしょうか。

(1)「湛える」の読み方

「こたえる」や「じんえる」と読んでしまいそうな「湛える」。 しかし、どちらも読み方は違うんです。 「湛える」は「たたえる」と読みます。 よく耳にする「称える」と同じ読み方です。 読み方に迷った際、この漢字を思い出すといいでしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「湛える」の意味

「湛える」とは、「いっぱいにする。満たす。溢れるほど持つ」といった意味です。 液体や感情に対して、この湛えるは使います。 間違っても、相手を褒める意味をもつ「称える」ではありません。 「湛える」は「称える」と同じ読み方なものの、意味は異なります。 正しく理解しておきましょう。 (『広辞苑』より)

(3)「湛える」の使い方

「湛える」はどのようなときに使うのか、さっそくみていきましょう。 「コップにジュースを湛える」 「満面の笑みを湛える」 「感動するテレビを見て、両方の目に涙を湛える」 日常会話で「湛える」と言うのは少ないです。 しかし、「いっぱいにする」を「湛える」と表現するだけで知的に見えますよ。 (『広辞苑より』)

(4)「湛える」に似た漢字

「湛える」によく似た漢字がありますが、ご存じでしょうか。 「こたえる」と読む「堪える」が「湛える」という漢字によく似ています。 送り仮名も同じなので、間違えやすい漢字といえるでしょう。 しかし、「堪える」と「湛える」はまったくの別物。 「堪える」とは、「我慢する。たえる。現状を維持しつづける」という意味です。 「堪える」は「こたえる」以外にも「たえる」とも読みます。 土偏が「こたえる」、さんずいが「たたえる」。 混乱する前に、頭の中で整理しておきましょう。 (『広辞苑』より) 漢字はたとえ似ていても、まったく読み方が変わってきます。 だからこそ、奥が深くおもしろいのでしょう。 似ている漢字を集め、読み方の比較をしてみるのもひとつですよ。 (恋愛jp編集部)

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