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漢字でこう書くんだ!?【踝】毎日洗っているカラダの一部、なんて読む?

  • 2021.8.29

カラダの部位にはさまざまな漢字があります。 しかし、中には難読な部位もあり、「踝」もそのひとつです。 なんと読むのか、さっそくみていきましょう。

(1)「踝」の読み方

足偏がついているので、足に関係する漢字ではあります。 ヒントはソックスの長さでよく耳にする、あの部位のことです。 正解は「くるぶし」になります。 ひらがなではよくみるものの、漢字はあまり見かけないでしょう。 これによく似た漢字「踵」である「かかと」と間違われる「踝」。 「重」か「果」かだけなので、見間違えてしまうでしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「踝」はどんな部位?

「踝」は、出っ張った骨の部分という認識はありますが、それ以外は謎なことが……。 「踝」がどんな部位なのか、少し説明していきましょう。 「踝」とは、足首の脛とつながる部分にある内外外側の突起。 足をよく観察すると、足首の部分に突起が2つあり、その2つが踝ということです。 全体的には踝ではあるものの、内と外で少し読み方が異なります。 内側は脛骨の末端で内果と呼び、外側は腓骨の末端で外果です。 ちなみに、「内果」は「うちくるぶし」、「外果」は「そとくるぶし」ともいいます。 複雑さをもつのは意外だったのではないでしょうか。 人間のカラダは単純にはできていないことがわかります。 (『広辞苑』より)

(3)「踝」以外の難読漢字

カラダの部位には、「踝」をはじめ難読漢字がゴロゴロあります。 「項」「蟀谷」「靨」「旋毛」「拇」「鳩尾」「耳朶」。 どれも一筋縄ではいかないものばかりです。 とくに、「蟀谷」「項」「拇」「鳩尾」はカラダの部位と関係なのでは?と思うものばかり。 しかし、これらすべてカラダのある部分をさしています。 「項」は「うなじ」 「蟀谷」は「こめかみ」 「靨」は「えくぼ」 「拇」は「おやゆび」 「鳩尾」は「みぞおち」 「耳朶」は「みみたぶ」と、それぞれ読みます。 (『広辞苑より』) 「踵」とよく間違われる「踝」。 間違えて読んでいた人も、これでもう間違えることはありません。 この機会に、ぜひカラダの漢字を調べてみるのもおもしろいでしょう。 (恋愛jp編集部)

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