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夏にいちごが食べられる!?洞川温泉街の「シェアオフィス西友」で地元のおいしい小休憩【奈良・天川村】

  • 2021.8.29
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京都や奈良市から約3時間で到着する奈良県吉野郡の天川村(てんかわむら)。標高820mにある洞川(どろがわ)温泉街は、レトロな雰囲気にあふれ、癒やしを求めて年間60万人が訪れます。メインストリートの行者さん通りには約20軒の飲食店が並びますが、その中で今夏、旅の休憩に立ち寄った「シェアオフィス西友(にしとも)」を紹介します。

温泉旅館を改修した「シェアオフィス西友」

天川村の地域おこし協力隊として移住された方が運営している「シェアオフィス西友」。元温泉旅館を改修し、新しくありながらも温泉街に素敵に馴染んだ佇まいです。

2階はサテライトオフィス、1階は地域食材を使ったチャレンジキッチンとなっていて、挽きたてコーヒーや手作りデザートをいただけます。

地元のおいしいメニューがそろう

1300年以上の伝統ある薬「陀羅尼助」をモチーフに、キハダの実と紫ウコンをブレンドしたスパイシーなクラフトコーラ、コーヒー、大和高原産の和紅茶、下市産のレモングラスティー、キハダ茶葉など、通常メニューや季節のメニューがそろっています(350円〜)。

旅した時は、夏限定で、洞川の名水豆腐 山口屋さんの豆乳を使った「豆乳アイスクリーム」、岡下製麺所の麺を使った「冷やし葛うどん」、地元の名水「ごろごろ水」でつくった地ビール、洞川で栽培されている希少な「夏いちご(数量限定)」が登場していました。

散策の疲れた体を癒やしてくれた「豆乳アイスクリーム」(400円・税込)。

お豆腐の風味が優しく、甘さはさっぱり、氷のシャリシャリ感が一層涼を運びます。

洞川の高地で栽培された希少な品種の「夏いちご」(週末限定の小パック300円、平日の大パック500円・税込)。夏に生いちごが食べられるのは、とても珍しいことなのです。

新鮮な香りと食感で、酸味が強く甘さとのバランスが良い夏いちご。天川川合の直売所「小路の駅てん」で販売されるほか、県内外にも出荷され、天川村の新しい特産品として注目されています。

先程の豆乳アイスにのせると、いちごの甘味と酸味に、まろやかな豆乳アイスがのって、優しいスイーツに。

木のぬくもりにホッとひと息

ドリンクのコースターは、天川村の木からできていて、すべすべと肌触り良くかわいらしい。

行者さん通りに面した店先は開放的。店内には、大きな木のテーブル席と2人がけの席がいくつもあり、木の温かみに包まれています。

高地で冷涼なので、秋からは薪ストーブも働いて、寒い日も温かく迎えてくれるようです。

観光情報を入手したり、季節のスイーツやドリンクを味わって、地元の方と交流できる新しい形のカフェ。気軽に立ち寄って、ぬくもりに包まれた休憩をしてみませんか?

シェアオフィス西友

住所:奈良県吉野郡天川村洞川243-2

管理時間:10:00~17:00

電話:0747-68-9051

定休日:水・木・年末年始(12月29日〜1月3日)

交通:奈良交通バス「洞川温泉」バス停から徒歩約7分

[All photos by kurisencho]

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