大絶景と温泉に泣いた！行って損なし、大人の極上おこもりステイ「界 霧島」

各旅行会社やホテルが取り組んでいる安心・安全な旅の提案として、昨年からじわじわ人気を集めている「おこもりステイ」。鹿児島空港から車で約30分、神話のふるさとと呼ばれている霧島の大絶景と温泉を思う存分に楽しめる、星野リゾートの温泉旅館「界 霧島」を紹介します。

おこもりステイでストレス解放！

「おこもりステイ」とは、観光地を巡るのではなく宿にこもって旅を楽しむこと。仕事をしたり、お酒を飲んだり、読書したり…。もちろん何もしない選択もあり！誰にもジャマされず、好きなことを好きなように自分のペースで過ごすのが醍醐味です。外出を目的としないため、意外に密になりにくいことから新しい旅の形としても注目を集めているんです。

疲れがふっ飛ぶ大絶景のオンパレード！

鹿児島のシンボルといえば桜島。この桜島をはるかに見渡し、湯浴み小屋でうるおう宿をコンセプトにしたのが、神話の里・高千穂峰の中腹に位置する界 霧島です。なんだこの大絶景は！？と叫びたくなる大パノラマのお部屋と肌にやさしい極上温泉が楽しめる贅沢をギュッと詰め込んだ絶景温泉宿です。

全世代が文句なしに楽しめる客室棟からの専用スロープカーは、敷地面積100,000平米以上を誇るからこそ。朝から晩まで自動運転しているこのスロープカーで温泉に向かいます。晴れた日は、大きな窓ガラスから桜島が見渡せますよ。

スロープカーで到着した先にあるのは、湯浴み小屋。夜になれば鹿がやってくる…自然に囲まれながらのリトリート体験がナチュラルにできるんです。

すすき野原に佇む温泉。雲ひとつない青空とグリーンのコントラストが絵になります！

広大な自然を眺めながら入る露天風呂に加え、源泉掛け流しの「あつ湯」と温泉成分を肌になじませる「ぬる湯」、２つの内風呂が楽しめます。pH5.6の肌にやさしい硫黄泉は、角質を柔らかくする作用が期待できるので、入浴後はすべすべ肌に。お風呂から上がったら、しっかり保湿してあげると温泉成分が浸透しやすくなるのでおすすめです。

まるで絵画！？青空と自然に囲まれたお部屋

薩摩錫器や大島紬など、鹿児島のご当地を体感できる全49室のご当地部屋も見どころいっぱい。桜島や錦江湾など壮大な景色を滞在中ずっとひとりじめできるのも、嬉しいおこもりポイントです。

3室限定の特別室には、三面ガラス張りのフラットソファスペースがあり、もはや大絶景の極み…。早起きすれば、朝焼けも拝めます。

こちらは霧島のシラス大地の地層をイメージしたお部屋で楽しめる界のおこもりグッズ「ジオテラリウム」。ガラス瓶の中にカラフルな火山噴火物「シラス」を重ね、苔や溶岩、ミニチュア人形を添えてみる…日々の悩みを忘れ、無心になって没頭できます。

爽やかな風を感じたいと思ったら、施設内にあるビューテラスへ。日没のタイミングで暖炉に火が灯り、炎を眺めながらソファでまったり休めます。晴れた日は、満点の星空を見に行ってくださいね。

早起きが得意な方なら、宿泊者が参加できる朝の現代湯治体操もチェック。天孫降臨のストーリーを意識した呼吸＆ストレッチ体操から始まり、最後はスクワットで軽く汗を流して朝風呂に向かうと最高の目覚めが体感できます。

夜のお楽しみは季節の食事とご当地楽

食事処は密にならない…？と思うところですが、界 霧島はプライベートが保てる半個室の食事処。空間が仕切られているので、視覚的にも安心して食事がいただけます。

鹿児島県の伝統工芸品・薩摩焼や龍門司焼きの器に盛り付けられた会席料理は、一口サイズが多く、いろいろなものを沢山食べたい女性にぴったり。

メインとなる特別会席の鍋料理は、もちろん鹿児島県の特産物・黒豚を使ったしゃぶしゃぶ。削りたての鰹節でたっぷり追い鰹すると、さらに出汁の旨味がグッと引き出されます。野菜と一緒にいただいた後は、細麺の蕎麦を鰹出汁と合わせて〆の一品に。お腹いっぱいでも不思議と食べてしまう美味しさです。

ちょうど夕食を食べ終わった頃にスタートする、地域の伝統文化を体験できる夜のご当地楽は、日本建国の神話で有名な天孫降臨の一部を舞と太鼓で演じる「天孫降臨ENBU」。地上界の神サルタヒコとニニギノミコトに扮したスタッフが神楽鈴と太鼓を使い、躍動感溢れる舞を演じます。

お部屋でホッと一息つくなら、焼酎とラムレーズンのアイス最中がセットになった「だれやめセット」。

夕食と同様、朝食も半個室でいただきます。密にならないよう、細かな配慮をしてくれるサービスも素敵でした。ちなみに90日前に予約すると25%割引で宿泊できる優待プランがありましたので、少しでもコスパよくいきたい方は事前にチェックすることをおすすめします。

「大絶景×温泉×ご当地×自然」温泉旅館のレベルを越えた界 霧島。鹿児島の自然を最大限に生かした、ここでしか体験できない“極上おこもりステイ”。ぜひ思う存分に味わってください。