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「既婚ステータス」だけほしい...。偽装結婚はゲイ&レズビアンカップルの「逃げ道」になるのか?

  • 2021.8.27
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「結婚はまだ?」悪気のないひと言は、同性愛者のカップルにとってはさらに大きな問題となる。世間のプレッシャーに耐えられなくなったゲイカップルとレズビアンカップルが行き着いたのは、偽装結婚だった。

2021年8月17日『既婚ステータスだけいただきます!』(KADOKAWA)が発売された。

本作は、レズビアンカップルの璃子・くるみが、ゲイカップルの誠一郎・律と偽装結婚をするストーリー。

27歳のOL、樋田璃子は、世間や家族からの「結婚しないの?」というプレッシャーを感じ始めていた。最近では、母親が代理で婚活アプリに登録しようとするまでに急かされている。しかし、カミングアウトをするつもりはない。パートナーで少女漫画家の網岸くるみとは出会って5年、付き合って3年になる。母に心配をかけているという申し訳なさはあるが、このまま結婚、結婚と言われ続けるのもしんどすぎる――。

あー...
「既婚」のステータス【だけ】欲しい...
いっそこのアプリで偽装結婚の相手を見つけられたりすれば

璃子とくるみは、理想の「結婚」をしてくれる相手を探す婚活を始める。

こうして出会ったのが、相馬誠一郎と遠野律というゲイのカップル。実は、彼らにも、「既婚」というステータスを必要とする事情があったのだ。

戸籍上は異性と結婚した2組のカップル4人はルームシェアをすることに。お互いにメリットがあるとはいえ、生活のルールや新婚旅行どうする?といった問題が、次々と浮上する。

生きづらいと感じている人におくる「逃げ道コミック」。幸福をつかみ取るために偽装結婚をした4人がどのように暮らしていくのか目が離せない。

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