あんクロワッサンが絶品すぎ！老舗和菓子店が手がけるがあんこスイーツ専門店

池袋にあんこスイーツ専門店「アンドコ（&Co.）」がオープンしました。明治33年に兵庫で創業した老舗和菓子屋「末廣堂」がプロデュースしているというアンドコ。あんこの新たな魅力を提案しているということで、早速足を運んでみました！

●100％オーガニックのこだわりのあんこスイーツ

アンドコは池袋駅から徒歩10分ほど、サンシャインシティのすぐ近くにあります。外観は黒を基調としたシックな雰囲気。店内には8席ほどのイートイン席があります。

アンドコで提供しているのは、末廣堂の創業当時から変わらないこだわりのあんこを使ったスイーツです。あんこは100%オーガニック国産小豆を使用。オーガニックで無添加な素材を職人が丹精込めて練り上げています。

早速、手軽に食べられる「ドリンクセット」（500円～）を注文。好きなあんクロワッサン1つと好きなドリンクが選べるということで、筆者は「バターあんクロワッサン」（単品320円）と「あずき茶」（単品280円）のアイスを選びました。

まずは、あずきを煮出して作られたあずき茶から。一口飲んでみると、あずき本来の独特な甘さを感じます。お茶なのにあんこの風味がして新感覚のおいしさ。ほのかに甘さがありますが、基本的にはお茶なのでスッキリしています。ノンカフェインなので体にも優しいのが嬉しい。ホットだと、より濃厚なあずきの風味を味わえそうです。

●あんこ好きは必食！上品なあんこたっぷりの「あんクロワッサン」

「バターあんクロワッサン」はしっかりした硬さのデニッシュパンで、表面がカリカリ、中はサクサクです。厚みもあって食べ応えも十分。何層にも重ねられた生地、小麦とバターの味わいは高級感もあり、町のパン屋では絶対に食べられないおいしさです。

あんこは甘ったるさがまったくなく、上品でとても食べやすいです。かなりたっぷりとサンドされていますが、素材の良さを感じながら最後まで飽きることなく楽しめました。塩気がバッチリ効いたバターとの相性ももちろん◎。あんこがそんなに得意ではない筆者でもおいしく食べられたので、あんこ好きな人にはたまらないはず！

あんクロワッサンはこのほかにも、スタンダードな「あんクロワッサン」（単品280円）、「フルーツあんクロワッサン」（単品320円）、「ショコラあんクロワッサン」（320円）の4種類を展開しています。テイクアウト限定で4つすべてを詰め合わせたお得な「あんクロワッサン4種セット」（1,100円）も購入可能。

●テイクアウト時の心遣いにも感激！

ということで4種セットをテイクアウトしてみました。

購入時、「暑い中で持ち歩くと見た目も悪くなってしまうので」と、店員さんがあんクロワッサンとバターやフルーツを別添えにしてくれました。食べるときは、「あんクロワッサンを軽くリベイクしてから冷蔵庫で冷やした素材をトッピングするように」とのアドバイスをいただきました。さすが、老舗和菓子屋のプロデュースする店だけあって、小さな心遣いが感じられます！

こちらは「フルーツあんクロワッサン」。フレッシュなカットいちごとあんクロワッサンを合わせています。あんこの奥深いコクと甘さ、いちごのジューシーな果肉感と甘酸っぱさが合わさってすごくおいしい！ 同じあんこでも、バターと合わせたときとで全く味わいが違うので驚きます。

「ショコラあんクロワッサン」は、甘さ控えめなビターチョコをトッピング。ビターなチョコの味があんこの風味と甘さを引き立たせていました。あんこの後に、カカオの風味が鼻を抜けていきます。これはこれでまたおいしい！

アンドコではあんクロワッサン以外にも、「こし羊羹」（1,100円）や「つぶ羊羹」（1,100円）、「もなか5個入り」（1,200円）といった商品も販売されています。自分へのご褒美や手土産にピッタリなアンドコのあんこスイーツ。みなさんもぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

（富士みやこ）