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「浮太」は何と読む?福岡県でよく食べられています!

  • 2021.10.16
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今回出題する難読漢字はこちら! 「浮太」です。

なんとも変わった文字の並びですが、何を表していると思いますか? 実は、〝とある食べ物”のことなんです。

読み仮名は小文字を合わせて5文字。ちょっと難しいですが、ぜひ正解を当ててみてください!

「浮太」の読み方!

こちらは福岡県を中心に、九州地域で親しまれている食べ物です。そのため、当地出身の方であれば、見た瞬間に「あ~、あれのことね」となったと思います。

「太」とありますが、基本的に細く切ったものを食べるみたい。「心太(ところてん)」などと同じように、からし醤油やポン酢で味付けるそうですよ。

「浮太」のほかには、「お救人」「沖独活」などとも書きます。こちらは、かなり読み方が分かりやすいですね…!

それでは、正解を発表します。

正解は、「おきゅうと」でした!

「浮太」について

「浮」と「太」が組み合わさって「おきゅうと」と読むなんて、ちょっと想像もつかないですよね。「心太」と同じように「太」が入っているため、そこから連想し、答えにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに、辞典には下記のような説明がありました!

エゴノリの別名。また、エゴノリを煮て薄く平らに固めた寒天状の食品。細く切り、削り節と醤油または酢醤油とで食べる。福岡の名産。《季 夏》

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

「心太」も海藻を固めて作る上、夏の季語なので、かなり共通点がありますね!

ただし、「心太」は「天突き」で文字通り突き出して作るなど、やはり違っている点もあるようです。

味や食感にどのような違いがあるか? 食べ比べてみても面白いかもしれません!

まとめ

いかがでしたか?

「浮太」は「おきゅうと」と読みます。

機会があれば、ぜひ食べてみてくださいね!