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「寒造里」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.11.3
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朝夜を中心にグッと気温が下がる日が増えてきています。みなさん、体調を崩したりしていないでしょうか?

今回は、そんな「寒」にちなんだ難読漢字「寒造里」をご紹介します。実はこちら、“とある調味料”を表しているんですが…。

みなさんは、正しく読むことができますか?

「寒造里」の読み方!

「寒さを造る里…?」

なんとも不思議な組み合わせですが…実はこちら、寒い地域で作られている伝統的な調味料なんです。

「寒」は、「さむい」「さむさ」とは読みません。「寒暖」「寒気」で使われる読みの方ですよ。それから始まる調味料といえば…もう、あれしかないですよね!

それでは、正解を発表します。

正解は、「かんずり」でした!

「寒造里」について

そう! 「かんずり」は「寒造里」と書くんです。ちなみに、「寒作里」でもOKですよ。

スーパーの調味料コーナーで、小さな瓶に入った「寒造里」を見かけたことがある方も多いと思います。ただ、もしかしたら食べたことがない方も多いかも…?

たしかに、名前からはどんな味かちょっとわかりませんよね。辞書を引いてみました。

新潟県妙高市でつくられる香辛料。塩漬けのトウガラシを雪の上にさらしてあくを抜き、ユズや麹(こうじ)などと混ぜて発酵させたもの。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「雪の上にさらしてあくを抜き」なんて、寒い地域ならではの製造方法って感じがしますよね!

ちなみに、沖縄県の伝統的な調味料「コーレーグース」は、島とうがらしを泡盛に漬け込んで作ります。こちらも実に郷土色あふれる製造方法ですね…。

鍋物や汁物、うどんなどの薬味として大活躍してくれる「寒造里」。まだ試したことがなかった方は、ぜひ一度使ってみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「寒造里」は「かんずり」と読みます。「寒作里」もOKなので、合わせて覚えちゃいましょう!