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「海栗」って何のこと?栗…ではなく、あの海の生き物なんです

  • 2021.9.8
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秋になったら食べたいものといえば…そう! 「栗(くり)」ですよね。

シンプルな焼き栗や甘栗も良し。モンブランやマロンパフェなどのスイーツも良し。暑さが厳しい日には、マロンアイスも捨てがたいです…!

さて、今回出題するのは、そんな栗に海がついた「海栗」です。

「栗」は山の幸のはずですが、「海の栗」ってどういうことなんでしょう…?

「海栗」の読み方!

すぐにピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね!

でも「え? 全然分からないけれど…」という方もいらっしゃるかも…?

でも、答えを聞いたら絶対「なるほど!」と納得できるはずですよ。ヒントは、「海栗」とは「栗に形が似ている海の生き物」だということ。これでもう分かりましたよね…!

それでは、正解を発表します。

正解は、「うに」でした!

「海栗」について

そう! 「海栗」とは「うに」のことなんです。

「うに」は「雲丹」や「海胆」と書くのが一般的ですが、どうして「海栗(うみぐり)」という異名があるのか…。その理由は、実にシンプルなものなんです!

〘名〙 (形が栗に似ているところから)「うに(海胆)」の異名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

な、なんて分かりやすい理由なんでしょう…。

でも、お寿司屋さんなどで見かける「海栗」は、すでに加工されているものがほとんど。もしかしたら、「どこが似ているの?」と不思議に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

加工される前の「海栗」は、「栗」の毬(いが)と同じような黒いトゲトゲに覆われています。「そうなんだ!」「え、どんな見た目なの」と気になった方は、ぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「海栗」は「うに」と読みます。

ちなみに、新鮮な「海栗」と獲れてから時間が経過した「海栗」とでは、その味はまるで異なるそうですよ。いつか獲れたての「海栗」を食べてみたいものです…!