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「頗梨」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.11.14
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「〇〇の秋」と呼ばれるものは様々ありますが、特に「やっぱり食欲の秋!」なんて方も多いはず。「秋刀魚(さんま)」「鯵(あじ)」などの海の味覚に「梨(なし)」や「葡萄(ぶどう)」などの山の味覚。おいしいものが目白押しです!

さて、今回出題する難解漢字は、そんな秋が旬の食材である「梨」が入った「頗梨」。みなさんは、正しく読むことはできますか?

「頗梨」の読み方!

「頗」は一般的に「頗る(すこぶる)」と使われる副詞です。「とても」など、程度が大きいことを表します。

と、すると、「頗梨」の意味は「とっても梨の味がする」だったり…?

…残念! 実は全く違うんです。ちなみに、読み方には「なし」の「な」の字も入りません。

わからない方のために大ヒント! 「頗梨」は「玻璃」と書くことができます。これで、もうわかりましたよね? 社会科の時間に学んだ方がほとんどだと思います。

正解は、「はり」でした!

「頗梨」について

「頗梨」で「はり」なんて、ほとんどの方はご存知なかったと思います。ちなみに、「玻璃」のほかに「玻瓈」とも書けるそうです。

なお、意味は下記の通りとなっています。

① 仏教でいう七宝の一つ。現在の水晶をさす。紫・白・紅・碧の四種類がある。
② (透明であるところから) ガラスの別称。
③ 火山岩に含まれている非結晶質の物質。黒曜石(こくようせき)のように、岩漿(がんしょう)が急激に冷えたために生じたもの。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

なお、「頗梨」とは関係ないですが、秋には梨味の商品がたくさん登場します。中には、まるで本物の梨のように芳醇な味わいを楽しめるものもありますよね…。

その中には、「梨の味が頗る強いスイーツが食べたい!」なんて方でも満足できる名品が隠れているかも…?

気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「頗梨」は「はり」と読みます。

秋の旬の食材が入った難読漢字です。覚えておけば、話のネタにできるかもしれませんよ!