今回、ご紹介する漢字は「如雨露」。
「突如(とつじょ)」や「如月(きさらぎ)」という熟語でお馴染み「如」という漢字に、「雨」と「露」の見慣れた漢字で構成されていますが…。
いったいなんと読むのでしょう?
「如雨露」の読み方!
では、早速「如雨露」の読み方の発表です。
雨露の如く、水をもたらす道具であることが最大のヒント。
一般に高価なものほど、細かな露のような霧雨のようになり、安価なものほど大粒の雨のようになるケースが多いようです。
ここまで書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「じょうろ」でした。
「如雨露」とは?
では、改めて「如雨露(じょうろ)」を調べてみましょう!
〔ジャルロ(ポ jarro)の変化という〕草木に水をそそぎかける道具。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.754
ビードロやカステラ同様、如雨露もポルトガル語が由来の言葉なのです。
雨露の如く、水を注ぐことができる「如雨露」はまさにぴったりの漢字と言えそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「如雨露」は「じょうろ」と読みます。
ぜひ、この機会に「如雨露」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!