今回ご紹介する漢字は「晩生」。
「晩餐会」や「昨晩」、「人生」や「生活」など日常生活ではお馴染みの漢字で構成されていますよね。読んで字の如く、「晩生(ばんせい)」と読むケースもありますが、「ばんせい」以外の意外な読み方もあるのです!
それでは一体なんと読むのでしょうか?
「晩生」の読み方!
では、早速「晩生」の読み方の発表です。
ヒントは収穫後期に出回るみかん。ちなみに対極に位置するみかんの場合は「早生(わせ)」と呼びます。
ここまで書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「おくて」でした!
「晩生」の意味は?
では改めて、「晩生(おくて)」について国語辞典で調べてみましょう!
時季におくれて花や実(み)がつく草木。
出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.124
ちなみに「晩生」は「奥手」と書くこともあります。
みかん好きなら聞いたことがある「早生(わせ)」、「中手(なかて)」、「晩生(おくて)」。
これらはヒントでも触れた通り、早く熟す「早生(わせ)」、そして「中手(なかて)」、最後に「晩生(おくて)」の順番に出荷されているのです。
まとめ
いかがでしたか?
「晩生」は「ばんせい」とも読みますが、「おくて」とも読みます。
ぜひ、この機会に「晩生」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!