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「彼処」は「あそこ」以外になんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.25
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今回ご紹介する漢字は「彼処」。

「彼氏」に「彼女」、「甘味処」や「処方箋」など、「彼」も「処」も日常生活で見慣れた漢字。

その二つの漢字を組み合わせた、「彼処」を「あそこ」と読むケースは多いと思います。

ですが、「あそこ」以外に知られざる読み方があったのです!

一体なんと読むのでしょうか?

「彼処」の読み方!

では、早速「彼処」の読み方の発表です。

「あいつ(彼奴)」と読んだ方は、不正解!勿論、「あちら(彼方)」でも「ありか(在処)」でもありません。

ヒントは四字熟語「其処彼処」。

ここまで書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「かしこ」でした!

「彼処」の意味は?

それでは「彼処(かしこ)」の意味を改めて、調べてみましょう!

〔雅〕あそこ。「ここー/どこもーも〔=皆〕」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.269

 

「かしこ」と単体で耳にする機会はなくても、「此処彼処(そこかしこ)」や「どこもかしこも」という表現なら聞く機会もあるのではないでしょうか?

それらの言葉に登場する「かしこ」は、「あそこ」の雅なフレーズだったのです。

ちなみに、今回ご紹介した「かしこ」以外にも、「あしこ」「あすこ」「あこ」などと読むことができるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「彼処」は「あそこ」とも読みますが、「かしこ」とも読みます。

ぜひ、この機会に「彼処」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!