今回ご紹介する漢字は「傾げる」。
「傾斜」という熟語は元より、「傾(かたむ)き」、「傾(なだ)れる」など、日常生活で見慣れた漢字ですよね。
そんな「傾」という字に「げる」が付くと、一体なんと読むのでしょうか?
「傾げる」の読み方!
では、早速「傾げる」の読み方の発表です。
スペシャルヒントは怪しむ動作なのですが……。ここまで書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「かしげる」でした!
「傾げる」の意味は?
それでは改めて、「傾げる(かしげる)」について国語辞典で調べてみましょう!
(首・頭などを)かたむける。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.269
というわけで、首を傾ける仕草を指す言葉が「傾げる」なのです。また、「かしげる」の他に「かたげる」とも読むことができますが、意味は同様に「かたむける」となります。
ちなみに「首を傾(かし)げる」仕草は、「首をひねる」の他、「首を傾(かたむ)ける」と表現することもあります。
「首を傾げる」と「首を傾ける」は同じ意味合いで、且つ字面もよく似ていますが、読み方はまるで違うのです。
まとめ
いかがでしたか?
「傾げる」は「かしげる」と読みます。
ぜひ、この機会に「かしげる」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!