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一度は聞いたことあるこの漢字!【注連縄】アナタは読めますか~?

  • 2021.8.25
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漢字のもつイメージから、読み方を想像できる漢字もありますよね。 今回ご紹介する「注連縄」も、なんとなく想像できませんか。 一度は目にしたことのある、あの漢字です。

(1)「注連縄」の読み方

この漢字は、お寺や神社など神聖な場所でよく見るものです。 大きさはさまざまあり、大きいものであればクレーンであげるものも。 なんとなくおわかりでしょうか。 正解は「しめなわ」と読みます。 鳥居などに飾ってある、わらで編んだ縄のようなものです。 お正月に玄関に飾る飾りも、しめなわになります。 (『広辞苑』より)

(2)「注連縄」とはどんなもの?

見聞きしたことはあるものの、実際の役割を知らない場合もあるでしょう。 「注連縄」とは、神前または神事の場に不浄なものの侵入を禁ずる印として張る縄のこと。 その間に和紙で作った紙垂を下げているのです。 結界としての役割を担い、神のいる場所と人間のいる場所をわけています。 ただ縄が飾ってあるのではありません。 区別するため、そして悪いものから神さまを守るために注連縄はあるのです。 お家のように、出入り自由ではいけませんよね。 (『広辞苑』より)

(3)「注連縄」の語源

しめ縄は、占める縄が語源とされています。 しめは「占める」をさし、標(しめ)を張って占有の印とするという意味があり、テリトリーのようなことを意味します。 今回の漢字である注連縄は、中国の注連(ちゅうれん)が元になっています。 中国では、死霊が入らないよう、水で清めた縄を張っていました。 このことから、不浄なものが入らないようにする縄として「注連縄」となったのです。 ちなみに、しめ縄には「七五三縄」と「標縄」があります。 しめ縄を作る際、三筋・五筋・七筋と藁をさげていくことから「七五三縄」もしめ縄に。 「標縄」は先ほど紹介した占めるの「標」として、そのまま「標縄」になっています。 (『広辞苑より』) 飾りとしてはなく、神聖な場所としての印をもつ「注連縄」。 神聖な場所へ行くと、それだけで気持ちが締まるのは注連縄の力でしょう。 この知識は一生使えるので、ぜひ一緒に覚えておくといいですよ。 (恋愛jp編集部)

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