【八幡東区】今日は何がある？　ワクワクする憩いの場

2021.8.24
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こんにちは。地域特派員の兎丸です。夏休み、いかがお過ごしですか？外は暑いし、家の中だとゲームばっかり。そんな愚痴が聞こえてきそうですね。コロナ禍ではありますが、家の近所に親子でフラッと立ち寄れる場所があるとうれしいですよね。

今日は八幡東区平野にある「ココクル平野」を紹介します。

“住みよいまちづくり”を目指し、３つの事業を展開

「ココクル平野」は、“こころとからだの健康とすみよいまちづくり”を目指して活動するＮＰＯ法人わくわーくが運営する施設です。

わくわーくは、障害福祉サービス事業所「BOCCHI（ぼっち）」、地域コミュニティー活動として「多世代交流スペースくるくる」、お菓子を食べて地域社会貢献に参加する「おいしい輪プロジェクト」の３つの事業を展開しています。

キッチンで料理教室や１日カフェも可！

ココクル平野は、とにかくスペースが広い！キッチンがあるので毎週火曜にランチを提供していて、希望すれば料理教室に使うこともできます。料理が得意な人は、「１日カフェ」も夢ではありませんよ。

また、第２・４土曜はコミュニティ食堂「みんなごはん」を企画していて、子どもは100円から、大人は300円から募金制で、食事をいただくことができます。みんなでいただく食事はおいしさも格別です。（新型コロナウィルスの影響で、お休みする場合もあり）

こちらのスペースではコーヒーなどを飲みながら、一人でのんびりしたり、打ち合わせなどに利用したりすることもできます。

奥には使い勝手の良いキッチンを設置

「みんなごはん」の日を楽しみにしている人も多い

レンタルボックスで作品を販売

入り口を入ると、左手にたくさんのボックスがあります。ここでは手作り作家さんや、北九州市内外の支援事業所の利用者さんによる作品がたくさん展示販売されています。自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

たくさんの作品が並ぶレンタルボックス

各事業所の利用者さんによる作品

毎日食べたい！手づくりお菓子

クッキーや丸ぼうろなど、手づくりのお菓子もたくさん販売しています。溝上酒造（八幡東区）の酒かすを使った「酒かすスティック」は、チーズ、ブラックペッパーなどバリエーションも豊富。

実は、北九州市内には、お菓子を作る事業所も多いそうです。そこで、複数の施設で作られたお菓子を詰めたボックスを定期的に販売・配達する「おいしい輪プロジェクト」を展開しています。お菓子を食べることで、事業所の利用者さんの工賃がアップし、施設のことを知る機会にもなります。相互理解を深めることで、誰もが安心して暮らせる社会につながっていきます。

わさび、かぼちゃ、ニンジンなど、全部制覇したくなるラインナップ

他の事業所が手掛けたお菓子も並ぶ

多彩なイベントを開催

「竹チェロ」をご存じですか？合馬の竹を利用して「竹凛共振プロジェクト」を主宰する田中昇三さんが発明したもの。素朴で温かな音色に魅了される人も多く、ココクル平野で毎月2、第4土曜日の10時30分から「竹チェロ教室」が開かれています。また、３日間（約15時間）で竹チェロを作るワークショップも開催されています。一度竹チェロの音に触れてみませんか？

この他にも、コンサートや人形劇、映画の上映など、さまざまなイベントに活用されています。イベントを開催したい人、なにか面白いことを探している人は「ココクル平野」に行ってみてください。きっと何か楽しいことに出合えるでしょう。