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読めそうで読めない!【懶い】これ分かったらスゴい!

  • 2021.8.24

耳ではよく聞くものの、漢字になると難しくなるものありますよね。 今回ご紹介する「懶い」も、そのひとつです。 読み方を知れば、納得する漢字であることでしょう。

(1)「懶い」の読み方

パッとみると、見たことのある漢字に見えますよね。 しかし、よく見ると「見たことない……」と思ってしまう漢字です。 この漢字より、もうひとつの漢字のほうを見る機会が多いでしょう。 その漢字と同じ読み方をします。 読み方としては「ものうい」と読み、別の漢字は「物憂い」です。 この漢字と同じ読み方をするため、忘れたら「物憂い」を思い出しましょう。 (『広辞苑』より)

(2)「懶い」の意味

言葉は知っているものの、意味ははっきりわからない……なんてことも。 「懶い」とは、「心が晴れやかでないこと。なんとなく気が進まない」「辛い」という意味です。 懶いは、モヤモヤした状態のことをさします。 問題が解決したにもかかわらず、整理がつかない。 だるい、シンドイといった感情も懶いに入るのですが、この感情は経験している方も多いですよね。 このような感情の場面になった際に、「ダルい」「憂うつ」ではなく、「懶な~」と言うことで気持ちも変わってくるでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「懶い」の語源

「ものうい」には、「懶い」と「物憂い」があります。 「懶」自体、「怠ける」「けだるい」と言った意味が。 「物憂い」にも意味があり、「憂い」とは「憂うつ」「嫌」といった負の感情を意味し、「物」とは「なんとなく」をさします。 このような意味が「ものうい」の語源になったのです。 (『広辞苑より』)

(4)「懶い」の使い方

最後に、「懶い」の使い方をご紹介しましょう。 ぜひ参考にしてみてください。 「懶い雨の日曜日」 「今日は懶いな気分だけど乗り切るしかない」 「いつも懶いな彼にうんざりだ」 漢字で書くとかしこまった感じですが、言葉にするとまた違った印象になりますよ。 (『広辞苑』より) 物憂いと同じ読み方をする「懶い」。 気分が乗らないときでも語彙力があると、なんだか知的に見えます。 このような気分のときは、ぜひ「懶い」を使ってみてください。 (恋愛jp編集部)

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