アンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムを開始、記念すべき「初投稿の内容」は…

俳優や監督として活躍するかたわら、慈善活動にも力を入れているアンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムのアカウントを開設。記念すべき「初投稿」の内容とは。（フロントロウ編集部）

アンジェリー・ジョリーがインスタデビュー

ディズニー映画『マレフィセント』やマーベルの新作映画『エターナルズ』に出演する俳優のアンジェリーナ・ジョリーが、インスタグラムのアカウントを開設した。

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「これは、アフガニスタンの10代の少女から送られてきた手紙です。今、アフガニスタンの人々は、ソーシャルメディアでのコミュニケーション能力を失い、自由に自分を表現することができなくなっています。そこで私は、彼女たちの物語や、基本的人権のために戦っている世界中の人々の声を伝えるために、インスタグラムのアカウントを開設しました」と、今このタイミングでインスタグラムを始めようと思った理由を明かしたアンジェリーナは、さらに自身の思いをこう綴った。

「私は、9.11（アメリカ同時多発テロ事件）の2週間前にアフガニスタンの国境で、タリバンから逃れてきたアフガン難民に会ったことがあります。今から20年前のことです。国を襲った恐怖と不安から、アフガニスタンの人々がまたしても避難生活を強いられているのを見るのは心が痛みます。多くの時間とお金を費やし、血を流し、命を失って、このような結果になったことは、理解しがたいほどの失敗だと思っています。世界で最も有能な人々のひとりであるアフガン難民が重荷のように扱われている様子を何十年にもわたって見ていることにうんざりします。必要な術とリスペクトさえあれば、彼らはどんなことでもできます。そして、私は教育を受けることを望むだけでなく、そのために戦っている多くの女性や少女たちにも出会いました。他の人たちのように、私は目を背けるつもりはありません。これからも、私にできることを探していきます。そして、あなたも私と一緒に戦ってくれることを願っています」

日本でも連日のように報道されているのでご存じの方も多いと思うが、米軍がアフガニスタンから計画的な撤退を続けるなか、反政府勢力タリバンがアフガニスタンの他のいくつかの都市を制圧した後、首都カブールに侵入。国外へ脱出した同国のアシュラフ・ガニ大統領が“敗北”を認めたことで、2001年に米軍主導の攻撃で政権崩壊したタリバンが再びアフガニスタンを統治することが確実となった。現在、タリバンから逃れるべく、数千人の人たちが国外に脱出しようとしており、恐怖と混乱が生じている。

続く投稿も難民に関するもので、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の特使を務め、これまでに様々な人道活動を行なってきたことで知られるアンジェリーナらしい内容となっている。（フロントロウ編集部）